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蛍舞う中での「ラブストーリー」 

2020年10月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 『例え、どんなにつまらない映画があったとしても、批評するオレよりも映画のほうが上だ!もし、その映画がウンコでも、オレはそれをエサにしてしか生きていけないハエなんだ。』と、江頭は「エイガ批評宣言」という本の前書きにかいてある。その本は以前に読んだのだけど、読み直して改めて気がついた。江頭2:50の書いた「エイガ批評宣言」は、面白くて心に残るけっこう深い言葉が本の中に散りばめられている。その本のなかで、韓国映画でクァク・ジェヨン監督の「ラブストーリー」を取り上げていた。母親の留守中に、窓に寄ってくる白い鳩を追い払いながら、母親が大切にしまい込んでいる手紙の束を開けることになったジヘ。差出人は、他界してしまっている父親の名前。手紙には、「朝、窓を開けるとさわやかな風が秋を知らせてくれます。その風を手紙に載せて、あなたに送ります」という書き出しが。それを読んだジヘは、「ダサ。ま、いいか。古典的ってことにしてあげよう」。ジヘは、この手紙を読むことによって、母の秘密の初恋の物語へ招待されていく・・・・・・。「ラブストーリー」に関して、江頭は「これが面白かった!」とこのように紹介している。『なにが面白いかって「泣かせるためならなんでもする」ところ。もう凶器出しまくりなんだよ(笑)。どんな凶器を使っているかというと、まず「ラブレターの代筆を頼まれたヤツが、その相手に惚れてしまう」っていう設定ね。さらに友人の自殺。ベトナム戦争、失明する、親父の死・・・・・と、立て続けに不幸が押し寄せる。』そして普通のドラマが半年や1年かけて描く不幸の数々を2時間のなかにバシッバシッになるまで詰め込んでいることを指摘し、その物語のタイトルが「ラブストーリー」であることに、せつないのを通り越して笑っちゃうと、書いてある。この映画の女優・ソン・イェジンは、傑作映画「猟奇的な彼女」に出ていた女優だ。また、世界的にヒットしているドラマ『愛の不時着』でもヒロインを務めている。男優のチョ・スンウは、これもまた傑作ドラマ「馬医」に出ていた主役の俳優。やはり主役の女優・ソン・イェジンがとてもさわやかで明るくて可憐でいい。涙の場面も多いが、ユーモラスな場面も多く、話を少々詰め込みすぎの感はあるものの、ぼくには忘れられない映画の1本となった。夕方に河にかかった橋の上で、緑がかった光を放つ蛍が舞う中での抱擁が美しかった。 

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