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「新婚七つの楽しみ」 

2020年10月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1958年/日本〕ある場所で、街頭インタビューが行われている中、南川悠一(川崎敬三)と、中川康子(若尾文子)が、言い争いになった。悠一は、「女は主婦になって家庭を守るべき!」康子は、「女だって仕事をすべき!」という意見で、対立したのだ。1年後。悠一と康子は、熱烈な恋人同士となっていた(笑)。2人は結婚し、車で新婚旅行へ。すると、途中で、車が故障して困っている中年夫婦(島ひろし・ミス・ワカサ)に出会った。夫婦は、悠一たちに、「新婚には七つの楽しみがある」と教える。「七つの楽しみ」を、これから2人で見つけていこう。そう決めた悠一と康子の、甘い新婚生活が始まるが・・・。大喧嘩から始まった男女が、恋に落ち、1年後に結婚。その1年間の過程が描かれていないのが、逆の面白く、2人の待ち合わせの場面で、「あんたたち、いつの間に」という思いで、笑ってしまう。そんな2人を演じる、若尾文子さんと、川崎敬三さんカップルが、微笑ましく、可愛い。物語は明るく、ポップで、お話がどんどん進んでいくが、そう感じる理由の一つに、島ひろしさんと、ミス・ワカサさんの出演があると思う。このお二人は、夫バツ3、妻バツ4の夫婦だと言い(笑)、若尾さんたちと、新婚旅行の途中で知り合い、偶然にも、同じアパートに引っ越してくる。大阪出身という事で、コテコテの大阪弁に、ステレオタイプの大阪人気質、2人が出てくる場面は、まるでコント(笑)。私は、島ひろしさんも、ミス・ワカサさんも、存じ上げないのだけれど、大阪の芸人さんなんだろうか。それから、船越英二さんが、川崎敬三さんの、会社の先輩の役で出てくるのだけれど、ある日、船越さんは、「実家の父親に勧められている見合いを断りたいから、 若尾さんを恋人という事にして、 親父に会ってほしい」と言ってくる。で、レストランで、若尾さんに会った父親は大喜び。「これはいい!女優の若尾文子にソックリだ!」って(笑)。1958年。まだ、女性は、結婚したら専業主婦になる人が殆どだったのだろう。若尾さんが主張する、「働く主婦」が、とても新しい事のように描かれる。もちろん今だって、結婚するとなれば、色々迷いはあるだろうけど、その意識は、全然違うもののように思える。古い邦画を観ていると、当時の日本人の考え方が伝わって来て、面白い。評価 ★★★☆☆この作品で、若尾文子さんの出演映画、163本中136本を観た事となりました。(★は観た作品)★春の雪 ..

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