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「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」 

2020年09月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/アメリカ・フランス〕試写会で観た。フランスのファッションデザイナー、ピエール・カルダンの生涯を描いた、ドキュメンタリー。存命の人物にスポットを当てて、その人の人生を描くのだから、そりゃあ、どちらかと言えば、「いい面」が強調されるのは当然だけど、それを差し引いても、ピエール・カルダンさんの、その魅力には圧倒される思い。若い頃から、服飾のデザインでは、卓越した才能を発揮していたカルダンさんのモットーは、一般の人が喜ぶ服。一流デザイナーが作った高価な服を買える女性は、ほんの一部。自分の服は、そういう金持ちがターゲットでなく、マダムと使用人が同じ服を着ていたら、面白いじゃないか、という遊び心がなんともいい。それから、彼が出てくる前の女性の服は、コルセットで体を締め付けたり、体のラインを強調する服が主流だったけれど、「自由に動ける服」を作りたいという事で、既成の概念を壊したデザインが斬新。特にAラインのワンピース、可愛すぎ。映画のタイトル通り、色使いもカラフルでポップ。さらに、多様性を求めるという意味から、有色人種のモデルを起用、「日本」という言葉が何度も出てくる。松本弘子さんというモデルさんがお気に入りだったそうだ。とにかく、当時のファッション界において、誰もしなかった事を、数々やってのけたカルダンさん、男性の服をデザインしたのも彼が初めてなら、男性のモデルを使ったのも初めてだという。写真でよく見るけど、ビートルズがよく着ている襟なしスーツ、あれもカルダンさんのデザインだと知ってビックリ。それから、服だけでなく、メガネのデザインなどを、ファッションデザイナーが手懸けるのも、初めての事だったとか。やっぱり、凄い人というのは、自分でどんどん新しい事をやってのける。決して他人の真似なんかしない。どんな事でも、自分が最初の人なんだなぁと実感。カルダンさんは現在98歳。今でも現役でお仕事をされている。そのお仕事ぶりも見られるけれど、全く頑固でなく、物事を柔軟に捉えているようにお見受けする。とてもチャーミング。できる人は、年を重ねても、できる人なのね。評価 ★★★☆☆

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