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「喜劇 団地親分」 

2020年08月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1962年/日本〕大阪キタを縄張りとする、ヤクザ・大川組の親分・大川重五郎(伴淳三郎)。東京の大学に通う、重五郎の娘・エリ子(環三千世)が、久し振りに帰省したが、どこか元気がない。彼女は重五郎に、ヤクザをやめてほしいと懇願する。エリ子は、東京で恋人ができたのだが、恋人の父親は検事。ヤクザの娘など、嫁にできるわけがないのだ。そんなエリ子のために、重五郎は大川組を解散し、子分たちと一緒に、近所の「虹ヶ丘団地」に引っ越した。団地には、「虹の会」という、文化人たちで結成される会があった。重五郎は、その会に入りたいと熱望するが・・・。ヤクザの親分が、娘のために足を洗い、団地の住人になる、という物語。ポスターの文字を見ていただくと分かるけど、それはもう、大変な出演者さんの数と、豪華さ。なにせ、映画の冒頭、テーマ音楽に乗って、「関西喜劇人協会」「東京喜劇人協会」の文字が出てくる。しかも、脚本を手掛けるのが、花登筐さん。やはり、この映画の肝は、「団地」。今、「団地」と聞いても、特に何も思う事はないけれど、おそらく、当時は、文化的生活の最先端のようなイメージだったのだろう。つまり、伴淳さん演じるヤクザの親分が、生活を一転させて住むには、最適の場所、と。けれど、いくら伴淳さんが、真っ当な人間になる事を望んでも、子分たちは、中々ヤクザ気分から抜け出せない。困った事があると、すぐに、大声を出す、恫喝する、暴力を振るう。あれじゃ、親分だけが変わったって意味ないわけで。そして、伴淳さんがなりたいのが「文化人」。そもそも、「文化人」の定義って何だろうと思うけど、わたしには、よく分からない。だって、ここに出てくる自称「文化人」の皆様は、嫌味な奴らばかり。伴淳さん、あなたがなるべきなのは、「文化人」でなく、「一般人」じゃないんですか?と声を掛けたくなる。そして、その「文化人」たちが詐欺事件に巻き込まれるんだけど、詐欺師を演じているのが、渥美清さん。やっぱり豪華。詐欺師に騙されるなんて、やっぱり自称文化人は、本物ではないって事ね。評価 ★★★☆☆

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