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「エデンの園 Il giardino dell'Eden」 

2020年08月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1980年/日本〕大富豪のお嬢様・アレッサンドラ(レオノーラ・ファニ)は、ローマで絵画の勉強をしている中、ミケーレ(ロニー・バンレテ)というスリの少年に、財布を盗まれる。翌日、アレッサンドラに財布を返したミケーレは、エトルリアの壺を見せると、アレッサンドラを誘い、バイクで誰もいない海辺に行く。2人は、数日間を、誰にも邪魔されずに過ごすが、その頃、アレッサンドラの家は大騒ぎになっていた。アレッサンドラの両親は、ミケーレが娘を連れ出した事を知り、誘拐ではないか、と新聞に2人の写真を載せたのだ。一方、新聞を見た、ミケーレの兄は、誘拐事件を本物にして、身代金を要求し・・・。大好きな増村保造監督が、なぜか、イタリアで作った映画。出だしは、増村監督の特徴である、俳優さんたちの大仰な演技がそこまで感じられず、「やっぱり、外国に行くと勝手が違うのね」と思いながら観ていたのだけれど、ラスト近くになって、段々それが発揮されてきたので、「これよ、これ。これこそが私の観たかった増村監督よ」と嬉しくなった(笑)。普段から、多少強引な人物設定の増村監督だけど、そこは、この映画でも変わらない。なにせ、主人公のカップルの男の子が家ってのが、泥棒一家(笑)。母親がボスのようで、毎日、3人の息子たちの盗品をチェック。この家では、盗んだ品や金が、高価であるほど、立派な息子と言われるようで、末っ子のミケーレは馬鹿にされっぱなし。そんなミケーレが、富豪のお嬢様・アレッサンドラに恋をして、誰もいない地中海に恋の逃避行を決め込むんだけど、そこからは、「青い珊瑚礁」状態(笑)。ここには2人だけ、2人だけのエデンの園よ、と言わんばかりに、もう、服を着るのも面倒くさそう(笑)。けれど、同じ頃、アレッサンドラの家では、多数の刑事が上がりこんで、電話の逆探知の機械を設置。そりゃそうだ、娘が泥棒一家の末っ子にさらわれたんだから、誘拐と思うのが当然。一方、ミケーレの家では、いままで馬鹿にしてたミケーレが、そんな大胆な犯罪を犯したってんで、よくやった!と、母親と兄たちが大喜びしておった(笑)。評価 ★★★☆☆以前、リクエストをいただきましたので、増村保造監督の映画を観た際は、リストを載せる事にしています。(★は観た作品)(全制覇まで、残り3本)★くちづけ(1957年)★青空娘(1957年)★暖流(1957年)★氷壁(1958年)★巨人と玩具(1958年)★不敵な男(195..

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