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「共犯者」 

2020年07月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1958年/日本〕福岡の丸堀屋は、ここ数年で急成長した家具のデパート。経営者の内堀彦介(根上淳)は、今は地元の名士となっている・・・。5年前。内堀は、しがない食器のセールスマン。重い鞄を下げ、足を棒にして、全国に食器を売り歩く日々。こんな生活から抜け出したい。彼は、漆器のセールスマン・町田武治(高松英郎)と組んで、銀行に押し入り、金を得た。町田とは二度と会わない約束で、郷里に帰り、現在の地位を築いてきたのだ。しかし、成功するにつれ、内堀の心に不安が渦巻く。町田はどうしているだろう。彼のことだ、盗んだ金を使い果たし、自分をゆすりにくるのではないか、と。内堀は、電話局から、町田の居所を突き止め、調査員・竹岡(船越英二)を雇い、その動向を逐一報告させるが・・・。行き過ぎた取り越し苦労は、身を滅ぼす、という事ですな。もちろん、誰にだって、まだ起こってもいない不幸な出来事を想像して、不安になり、憑りつかれたように、その事で頭がいっぱいになってしまう事も、時にはあろう。私だって、人の事は言えない。それに、そういった不安は、悪い事ばかりではない。いつか来るかもしれない災難には、シミュレーションはとても大事だ。ああなった場合、こう対処しよう、こうなった場合は、こう対処しようと、常に最悪の事態を想定しておけば、本当に何かあった時、慌てずに済む。転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなし。でも、この映画の根上さん、やりすぎじゃない?(笑)昔の共犯者に強請られるのではないかと、恐れる余り、調査員を雇うとは。原作は、松本清張の短編。映画もとても面白かったけれど、原作も大好き。時間があると、何度も読み直してしまう。短い小説なので詳しい事を書くと、全部の内容になってしまいそうだ(笑)。ただ、もちろん映画なので、結構膨らませてはある。評価 ★★★★☆

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