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福島県川俣町郷土史家高橋圭次氏の古関裕而「英国東洋艦隊壊滅の唄」の小論文 

2020年07月24日 外部ブログ記事
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友人の村上泉さんからのメールを転載します。

「八紘一宇の塔を考える会」機関誌から「古関裕而と『軍歌』―時代が育てた作曲家」
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長谷川様古関裕而は福島商業を卒業後、福島県川俣町の川俣銀行に昭和3年就職し、翌4年に東京に行き、山田耕作に師事し、作曲家として羽ばたきました。川俣町は私の母の実家で、10歳年下の母は古関裕而と交流がありました。母の小学生の頃です。私は、NHKのエールの関係で、川俣町の町起こしに協力し、週末毎に川俣町に行っております。戦争中の軍歌の事は、エールではサラリと流し、64年東京オリンピックへの大団円としたいのでしょう。私は、古関と軍歌の事も歴史として、伝えたいと思います。川俣町の郷土史家高橋圭次氏の「英国東洋艦隊壊滅の唄」の小論文を送ります。古関が半日で唄を作ったとあります。時代と人気作家の関係ですね。圭次氏は古関がNHKの為に、スタンバイしていたと想定しています。村上泉
「川俣町古関裕而イベント」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ??? ? ? 古関裕而の東京青山 関根貞三宅での作曲        令和2年7月18日? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 高橋圭次? 支那事変中の昭和14・15年生まれ、太平洋戦争の終戦の翌21年4月に最後の国民学校に入学した 私たちには、戦争に翻弄された同級生の姿も見られた。戦時中に、東京青山に住んでいた岡村貞三の子健司君は、「家に古関裕而がよく訪れ、軍歌などを作曲してNHKに持って行ったことを子供なりに覚えている」という。? 世田谷区代田に新居を構えた古関裕而が、青山で作曲していたことは、昭和16年12月の太平洋戦争勃発以来、NHKから突然の作曲依頼が飛び込んでぐる事態に対応するためであった。その事例は、 本宮昭太郎氏が「昭和の名曲時代を超えて」に古関裕而が「英国東洋艦隊壊滅の唄」を作曲する経過を詳述されている。その概要は、 ?昭和16年12月10日午後、日本海軍航空部隊は英国艦隊とのマレー沖海戦で午後2時45分に艦隊を壊滅した。これがNHK臨時ニュースで放送されると、コロンビア本社の古関裕而にNHKから電話が入った。「英国東洋艦醐滅の唄」を高橋掬太郎が作曲するので、これに曲をつけてその日の夕方の放送に間に合うよう持ち込んでほしい」という依頼であった。裕而の自伝は「歌詞を作りながらそこに曲をつけ直ぐに楽譜をオーケストラに渡して、3時間後の本番に間に合わせた」という。? 太平洋戦争開戦初頭は、オアフ島真珠湾のアメリカ太平洋艦隊と空軍基地を攻撃して大打撃を与えてたことから、破竹の勢いで戦線を拡大した。国民の戦意高揚を図るためには、このような勝利を鼓舞する歌謡曲を緊急に作曲する事態が生じ、古関裕而は、即応するためNHKに近い青山の岡村家で作曲していた時期があったのである。? 古関裕而が岡村宅で作曲していたのは、岡村家が裕而の母系の親族であることによるものであろう。 裕而は、福島市大町の古関三次の長男として生まれた。母は川俣町新中町ちりめんや武藤茂平の妹ヒサである。母の妹ヤスは、仙台屋呉月随材權兵衛夫人であり、隣の小間物仙台屋(こません)は 呉服店の親族木村源吉氏の創業である。岡村家は、昭和20年3月10日の東京大空襲に青山の自宅を 焼失して、瓦町のこません木村源吉宅の裏に疎開してきた。健司の父貞三は木村源吉の弟で末弟は正夫であった。? 古関裕而が福島商業高校(福商)時代にクラスメートであった木村正夫とは、縁戚関係者でもあり特に親しかったという。裕而は昭和3年に福商を卒業して5月に伯父の経営する川俣銀行に勤めた。 翌4年には、木村正夫も川俣銀行に入行した。仕事を終えた川俣銀行小使室は、裕而のハーモニカ教室であったが、正夫が加わったことにより、川俣ジャズバンドと言われるほどの賑わいであったという。古関裕而と木村正夫の近しい関係から、正夫の兄貞三が世田谷の裕而に作曲の場に便宜を図ったのは当然の帰結であったであろう。? 青山での作曲の期間は、「英国東洋艦?滅の唄」を作曲した昭和16年12月以前ころから、岡村家が川俣に疎開する原因となった東京大空襲の昭和20年3月10日ころまでの期間であろう。
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(了)

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