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「怪人二十面相 第一部 人か魔か?」 

2020年07月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1954年/日本〕世間で、怪人二十面相が様々な犯罪を犯し、人々が恐怖のどん底にいた時、また、新たな犯罪予告が来る。それは、羽柴博士(山形勲)が考案した、原子炉設計図を盗み出す、というもので、羽柴家は、警察官による厳重な警備で、物々しい雰囲気となる。少年探偵団も、警察と一緒に、事件解決に乗り出す。少年探偵団の一人、羽柴荘二は、羽柴博士の次男なのだ。羽柴博士は、長男の荘一と一緒に、「今夜12時に設計図をいただく」と予告してきた二十面相を、じりじりとした思いで待つのだが・・・。江戸川乱歩の小説は、好きでよく読んだ。「蜘蛛男」などは、同じ話でも、大人向けと、子供向けが、ちゃんと分けられていて、読み比べてみると、子供に読ませられないような部分は、ちゃんと削られているのも、面白かった。この映画は、もう完全に子供向け(笑)。そもそも、こうして映像で見てみると、ツッコミどころ満載なのが笑える。小説の中の、少年探偵団は、明智小五郎を助ける、頼もしい味方だと感じるけれど、それが映像になると、事件現場や、事件予告現場に、何人もの子供がウロウロするなんて、どうしても、足手纏いに見えてしまう(笑)。それに、今になってみると、とっても牧歌的。のんきもいいところ(笑)。「怪人二十面相」って、犯罪者自らが、「私は変装の名人です。ご注意ください」と言ってくれているようなものじゃないか(笑)。なのに、登場人物の皆様は、何度も何度も、騙される。普通なら、一度、最悪でも二度、変装している人間に騙されたら、もう、目の前にいる人間の事は、誰一人信用できなくなるであろうに(笑)。ところで、この映画の怪人二十面相は、すごく嫌な奴だ。こやつは、羽柴博士の長男に変装して、羽柴家に入り込む。長男は、戦争に行ったまま生死不明だったので、家族は、その帰国に大喜びで、祝賀会まで開くのだ。人の家族を思う気持ちに付け込むとは、卑怯な。正体を現した時、「お前の息子なんて、とっくに戦死している」なんて、喜びの頂点にいたものが、地獄に突き落とされたような、最悪な場面。ラスト近くに、やっと明智小五郎が登場する。第二部から、活躍するようだ。評価 ★★★☆☆

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