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「ぶあいそうな手紙」 

2020年07月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/ブラジル〕ブラジル南部の街で暮らす、78歳の老人・エルネスト。彼は、頑固で融通が利かず、それから、目がよく見えない。それでも頑なに一人暮らしを続けると言い張り、息子は心配している。そんなエルネストの所に、一通の手紙が届く。それは、かつての親友の妻からだったが、視力のせいで、読むことができず、困ってしまう。そんな中、ひょんな事から知り合った、23歳の女性・ビアが、手紙を代読してくれ、さらに、返事を代筆してくれる事になるのだが・・・。試写会で観た。エルネスト、78歳。独居老人。高齢の彼を一人で住まわせておくのが不安なのか、息子は、彼のマンションを売ろうとしているようで、見知らぬ人に、内覧させたりしている。もしも、マンションが売れたら、同居する気なのか老人ホームに入れるつもりなのか、そこは分からない。ただ、それを拒否するエルネストの気持ちも分かる。その年になって、住み慣れた土地を離れて暮らすなんて、そりゃあ、嫌だろう。しかも、自分の意思でなく、勝手に話を進められるなんて。そんなエルネストに届いた手紙。それは、親友の妻からで、そこには親友の死が綴られていた。目が不自由な彼に代わって、手紙を読んでくれたのが、23歳のビア。祖父と孫ほどに年の離れた2人だけれど、なぜか気が合い、次第に交流を深めてゆくのだけれど、それを見ている周囲の人は、とても心配する。というのも、ビアが今一つ、得体が知れない、というか、身元不明で、信用できない風に見えるからだ。たしかに彼女は、最初、「それをしては駄目でしょ」という行いをする。観ているこちらは、ちょっと引く。ただ、根っからの悪い子ではなさそうで、自分のした事を謝り、反省もできる。エルネストの信頼を得てからは、二度と悪い行いはしない。老い、孤独、貧困、DVなど、地球の裏側の国、ブラジルでも、抱えている問題は、日本と変わりないんだなぁ、という思いで観る。日本と違うんは、国と国との行き来の感覚。そこは興味深い。登場人物たちは、ブラジルに住んではいるけれど、ウルグアイや、アルゼンチンなど、南米各国の出身のようだし、割と簡単に行き来しているように感じられる。島国の日本と、他国とが陸続きの国とでは、感覚も違うのでしょうね。評価 ★★★☆☆

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