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「屋根裏の女たち」 

2020年06月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1956年/日本〕ある港町で、小さなうどん屋を営むおきん(望月優子)。一人娘のおこう(川上康子)は、もうすぐ高校を卒業する。町では、ストリップの劇団がやって来ていたが、客が不入りのため、ストリッパーのはるみが、おきんのうどん屋で働くようになる。尻の軽いはるみが、うどん屋の二階で客を取ったと知り、おきんは怒るが、結局、金のため、女たちを集めて、売春をさせるようになる。一方、おこうは、自動車運転手の川井(船越英二)に、強引に貞操を奪われてしまうが、それがきっかけで、頻繁に逢引するようになる。おきんは、おこうを、いい家に嫁にやりたいと、縁談に躍起になるが、おこうは川井の子を妊娠してしまい・・・。これは、酷い。酷すぎる船越英二。強引に女子高生のおこうの貞操を奪っておきながら、おこうが妊娠したと分かると、「売春宿の娘の子なんか、父親が誰だかなんて分かるものか」と、おこうをポイ捨て。そして、逃げてしまう。悔しすぎる。貞操を奪われたあと、おこうは、船越に夢中になり、何度も逢瀬を重ねるんだけど、それだって、こんな古い時代の事、女の貞操は、大切な花嫁道具だったはずで、それを奪った男を、好きだとでも思わなければやっていけなかった、当時の女の悲しさがあるのではないかと、想像する。生活が苦しかったおこうの母・おきんは、なんとか、おこうに人並み以上の生活をさせてやりたくて、うどん屋が、気が付くと、売春宿になってしまうんだけど、やっぱり、手っ取り早く金を稼ぐのは、必ず無理が来る、という事なのかもしれない。職業に貴賤はない、とはいえ、売春宿を生業にしていると聞いて、まるで何も感じない人間なんているんだろうか。貧しくても、うどん屋をしていた方が、良かったような気がするなぁ。「屋根裏の女たち」は、誰一人幸せにならずに、映画は終わる。評価 ★★★☆☆

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