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のんびり。

「別れて生きるときも」 

2020年06月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1961年/日本〕女学生の美智(司葉子)の父親は、詐欺の常習であり、美智が学校を卒業した日、両親は、どこかへ姿をくらましてしまう。一人ぼっちになった美智だが、隣の部屋に住む学生・石山(児玉清)と恋仲になり、2人は結ばれる。けれど、美智の女学校時代の教師・小野木(芥川比呂志)が、石山に、美智の父親の前科を告げたせいで、石山は、美智の元を去ってしまう。小野木と結婚した美智だが、小野木の異常な性格に、家を飛び出し、東京に出る。東京で、朝鮮人の朴(小林桂樹)に救われた美智は、仕事を紹介してもらい、暮らしも軌道に乗るが、そこへ小野木が現れ・・・。波乱万丈な人生を送る司葉子さんだけど、もうとにかく、ホッとした場面があった。司さんは、異常な夫の元から逃げ出し、東京で平穏な暮らしを始めるのだけれど、そこへ、彼女を探していた夫が現れる。私はてっきり、司さんは、生涯、この男に苦しめられるのかと思い、暗澹たる気持ちになったのよ。この、夫ってのが、司さんの女学校時代の教師のくせに、学校にいた頃から、彼女に目を付け、卒業後も、身辺を嗅ぎまわって、恋人ができたと知ると、つまらない告げ口をして別れさせる。そして、「君の事を分かってあげられるのは、僕だけ」みたいな事を言って、結婚するんだけど、結婚生活も気持ち悪すぎ。今、教師によるセクハラ事件が、毎日のようにネットに上げられるけど、そんな事って、何も、今に始まった事じゃないんだなぁと思う。でも、この夫、朝鮮人の朴さんのおかげで、「もう彼女には近付きません」と念書を書かされ、思いの外、簡単に去っていったのだ。あー、良かった良かった。その後も、色々事件はあるけれど、この夫に付き纏われる事を考えたら、ずっとマシ。どんな事でも乗り越えられそうだ。ところで、この映画に、東武伊勢崎線の、 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2018-11-12昔の「堀切駅」が出てきた。ちょっと分かりづらいのですが、向こう側のホームに、小さく「ほりきり」と見えます。こちらの方が分かりやすいですね。両隣の、「かねがふち」と「うしだ」の駅名も見えます。これからも、古い映画に駅が出てきたら、載せていきたいと思います。評価 ★★★☆☆〓

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