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映画が一番!

予期せぬ出来事 

2020年05月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『予期せぬ出来事/The V.I.P.s』。
BSプレミアム5月25日(月)午後1時00分〜放送。

いわゆる、時間・場所・登場人物等が限られた空間で
物語が展開するグランドホテル方式と言われる映画。

舞台はロンドン・ヒースロー空港のVIPラウンジ。
時間はある冬の日の午前。
濃霧で出発が延期された乗客たち、それぞれの群像劇。

ロンドン空港は大勢の海外旅行者で混雑していた。
この日の特別室の数名の人たちは、この空の旅に
それぞれ重大な意味を持っていた。

映画製作者マックス・ブーダ(オーソン・ウェルズ)と
女優グロリア・グリッティ(エルザ・マルティネリ)は
脱税のため、今日中に英国を離れたかった。

経済界のボス、
ポール・アンドロス(リチャード・バートン)は
妻のフランセス(エリザベス・テイラー)の
出発を見届けられずに帰っていったが
フランセスは離婚の決意を固めていた。

レス・マングラム(ロッド・テイラー)は
少壮実業家だがその業績ゆえに、
巨大な企業にのみ込まれるところだった。

その秘書ミス・ミード(マギー・スミス)は
その内情をよく知っていた。

ブライトン公爵夫人(マーガレット・ラザフォード)の
悩みは飛行機に酔いはしないかということだった。

1時間出発時間を遅らせたロンドンの気まぐれな濃霧は、
とうとう明朝まで延期することになる。

VIP室である時間、偶然共に過ごした人々の
さまざまな人間模様。

人、それぞれですが、生きて来た時間だけ自分の過去を
持っています。振り返って見れば、
当然、重大な決断を迫られる時もあったでしょうね。
その時、その時、ベストチョイスしたかどうか悩むところです。

さて、このVIP室の人々は、どんな決断をしたのでしょうか。

本作では、公爵夫人をコミカルに演じた
マーガレット・ラザフォードがアカデミー助演女優賞。

監督はアンソニー・アスキス。
製作年は1963年(昭和38年)。

P.S
マギー・スミスは当時、29歳。
先日、紹介した「天使にラブ・ソングを」では
修道院長で出演していましたね。



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