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のんびり。

「化粧」 

2020年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1984年/日本〕蔦野つね(京マチ子)は、京都で料亭「蔦乃屋」を切り盛りする女将。長女・頼子(松坂慶子)は、銀座でクラブ「アジュール」を経営し、次女・里子(池上季実子)が、「蔦乃屋」の跡取りとして、婿をとっている。三女の槇子(和由布子)はまだ大学生だ。頼子には、双子の姉・鈴子がいたが、二十歳で自殺していた。今日は、鈴子の墓参り。すると、頼子は墓地で、鈴子を死に追いやった男・熊倉(伊丹十三)と出会う。数日後、熊倉が「アジュール」にやって来た。昔、羽振りの良かった彼も、今は落ちぶれ、生活に困窮しているらしい。一方、里子は、東京のコンピュータ会社の専務・椎名(竹脇無我)と、道ならぬ恋に落ち・・・。最初は、「ずいぶん、男に都合がいい内容だなぁ、 さすが、渡辺淳一センセー原作だけの事はある」なんて思って観ていた。何せ、松坂慶子さん演じる、主人公・頼子は、自分の双子の姉を死に追いやった、伊丹十三さん演じる・熊倉を、憎んでも憎み足りないというのに、彼の呼び出しに応じたり、アパートに行ったり、嫌いなら無視しろや、と思っていたのよ。で、図々しい熊倉は、さらに図に乗って、自分の商売を成功させるために、デパート経営者の男・秋山と、「一晩でいいから付き合ってやってくれ、 そうしたら、自分はもう一度這い上がれる」などと、言い出す。なんで、あんたの彼女でもない私が、そんな事せなあかんの、と言いたいくらいである。でも、頼子はOKする。観ているこちらは、「えーーー! OKしちゃうの!?」てな思いでビックリする。でも、それは私の早とちりであった。秋山に会った頼子は、「一晩、私を自由にしてください。 でも、その代わりに、 熊倉とは絶対取り引きしないでください」と。あぁ、大きな商談を成立させるのも女。ぶっ潰すのも女。女の体一つ。いや、これは誰にでもできる事ではないよね(笑)。頼子=松坂慶子という、最高級の女だから、秋山も、その条件を飲んだのよね。分かってる、分かってるって(笑)。そんなこんなで、頼子の復讐は成功するわけだけど、スッキリ!というわけではなく、そこは、複雑。あやつは最愛の姉を死なせた男だけど、私も彼に惹かれていたのかしら・・・・・・って、もういいじゃないか。私はあの結末に満足だ(笑)。松坂慶子さん、池上季実子さん、和由布子さんという美人三姉妹。最初は、京マチ子さんも入れて、四姉妹かと思った。現代の「細雪」なのかしら、って。でも、さすがに..

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