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「恐怖の時間」 

2020年05月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1964年/日本〕都内のある警察署内は、今日は平和で、宿直以外の刑事たちは、そろそろ帰る準備をしていた。するとそこへ、拳銃を持った男(山崎努)が押し入り、「山本という刑事を殺す」と息巻いた。男は、麻薬の密売をしていた自分の恋人が、山本刑事に射殺された事を、逆恨みして、やって来たのだ。しかし、その山本は、外出していた。男は、刑事たちを人質に立て籠り、山本を待つと言う。男は、拳銃だけでなく、瓶に入ったニトログリセリンを持っていた。これだけの量のニトロが爆発したら、この建物など、吹っ飛んでしまう・・・。大抵の立て籠もり映画は、ものすごく緊張する作品が殆どだけど、この映画は、それほどでもなかった。だって、監禁されているのは、刑事たちよ。普通に考えて、犯罪のベテランよ。しかも、7〜8人もいるのよ。それだけ雁首揃えて、こんなチンピラの一人くらい、対処できなくてどうする。・・・と、そう思いながら観ていたけれど、刑事さんたち、結構、失態が多い。口を滑らせて、山本刑事が帰ってくる時間を言っちゃったり、事情を書いた紙を、窓から落としたのに、通報を受けた人が、その部屋に電話を掛けてきたり。途中、なんとかして、チンピラの手から、拳銃を離す事に成功したのに、その拳銃を手にしたのは、なんと、殺人で逮捕されて、手錠で繋がれていた女。鈍くさい流れだわ(笑)。犯人が待つという山本刑事の役を、加山雄三さんが演じているのだけど、その妻役が、星由里子さん。「若大将シリーズ」は観た事がない私でも、2人が名コンビだった事は、当然、知っている。この映画と、「若大将」シリーズとでは、どちらが先だったのだろうと、調べてみたら、「若大将」が1961年から1971年で、この映画は、なんと1964年。おそらく、シリーズの全盛期じゃないか。当時のお客さんたちは、きっと胸ときめかせたんじゃないかなぁと、勝手に想像。だって、星由里子さんは妊娠していて、加山さんが付き添って、病院で検査を受けた帰り、というシーンが出てくるんだもの。なんだか、洒落ている。「若大将」シリーズにも、そろそろ、とりかかってみたい。評価 ★★★☆☆

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