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「果しなき欲望」 

2020年05月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1958年/日本〕終戦の日から10年後の、ある駅。胡散臭い、5人の人間が集合する。彼らの目的は、軍医・橋本中尉がこの町に埋めた大量のモルヒネを掘り出す事。橋本が死亡したので、代わりに来たという女・志麻(渡辺美佐子)薬剤師の中田(西村晃)中華料理屋の大沼(殿山泰司)ヤクザの山本(加藤武)中学教師の沢井(小沢昭一)。5人が、モルヒネを埋めた場所に行ってみると、そこには肉屋が建っていた。そこで、肉屋から20メートルほど離れた空き家を借り、地下を掘る事に。しかし、曲者揃いの5人のこと、事はそう簡単には進まずに・・・。戦時中、非合法で手に入れた何かを、戦後、掘り出す、という物語は、たまに観るけれど、面白かったものもあれば、ガッカリ感ハンパないものもある。そんな玉石混交の中、この映画は、中々面白い。最初から、怪しい。なぜなら、集合する約束の人間は4人のはずなのに、なぜか5人いる。10年前の約束時、互いの顔を知らなかったのかという疑問はあるけど、とにかく、1人多い。でも、今は、誰が嘘をついているのか、追究している時間はない。とにかく、同じ目的の人間が集まったのだ。掘って、掘って、掘りまくるしかない。5人とも、まぁ、お見事なくらい、自分の事しか考えていない(笑)。タイトル通りのまさしく、「果しなき欲望」。そして、後半になると、皆の本性が、ますます剥き出しになって、メンバーが死んでゆく。元々、人の死なんか、そう重く受け止めるはずもない彼らの事、そんな場面も、全然、暗くも、重くもなく、「あ、死んだ」って程度。この感じ、邦画というより、洋画に近い感じがする。それにしても、当時、モルヒネって、そんなに金になったんだろうか。あんなに命を賭けて掘り出すほどに。それは今でいう、覚醒剤みたいなもの?もし、今の私が、何らかの事情で、覚醒剤を大量に手に入れたとしても、捌き方が分からない(笑)。埋もれた何かを掘り出すとしたら、現金か、せめて金塊や、宝石の方がいいな(笑)。評価 ★★★★☆〓

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