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「猛獣使いの少女」 

2020年04月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1952年/日本〕日本にやって来たアメリカン・サーカスの団員、マユミ(江利チエミ)と、マユミの父・浩介(千秋実)。マユミは、浩介の実の娘ではなく、浩介の親友・専吉(岡譲司)と、専吉の妻・ヘレンとの間に生まれた子だった。マユミは浩介を、本当の父親のように愛してはいたが、実の父親に会いたいという気持ちも嘘ではなかった。サーカスの合間に、東京見物に出掛けたマユミは、墨田川のほとりで、ヴァイオリンで「Too Young」を弾く男と出会う。銀座のバーで男と再会したマユミは、男を、「おじさんおじさん」と慕うようになるのだが・・・。江利チエミさんの、初主演映画という事だ。瞼の母を探すという物語は、よくあるけれど、こちらは瞼の父。男性は女性と違って、子供を生んだ(生ませた)記憶がないだけに、色々やっかいだ。サーカス団の団員として日本に来た少女が、日本で最初に出会った男が、実の父だったとか、有り得ない展開だけど、まぁ、いい。当時15歳だったという江利さんは、実に堂々としているし、育ての父と、実の父の間で揺れる少女の役を、上手く演じている。江利さんが、日米のハーフに見えないところが、ご愛敬だけど、いや、母親がアメリカ人のヘレンといったって、日系人かもしれぬ。アメリカ人だから、誰でも彼でも金髪碧眼という思い込みは良くないね。サーカスの場面も、本物の、アメリカのサーカスが、蔵前国技館で興行している時、撮られた映画だという事で、セットとは違って、中々贅沢。この映画を観たのは、若尾文子さんが出ているから。若尾さんは、この作品が、映画出演3作目か4作目で、銀座のバーのホステスという、チョイ役。映画初出演の江利さんが主役という事は、当時は、江利さんの方が、スターだったのだろう。貴重な作品が観られて良かった。評価 ★★★☆☆この作品で、若尾文子さんの出演映画、161本中130本を観た事となりました。(★は観た作品)★春の雪 (2005)★竹取物語 (1987)★ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 (1975)★幻の殺意 (1971)★男はつらいよ 純情篇 (1971)★スパルタ教育 くたばれ親父 (1970)★座頭市と用心棒 (1970)★天狗党 (1969)★千羽鶴 (1969)★濡れた二人 (1968)★積木の箱 (1968)★不信のとき (1968)★鉄砲伝来記 (1968)★華岡青洲の妻 (1967)★砂糖菓子が壊れるとき (1967)..

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