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「血筋」 

2020年02月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕試写会で観た。中国朝鮮族自治州で生まれた、現在22歳の青年が、生き別れた父親と再会し、交流する様子を描いたドキュメンタリー。まず、青年の中国朝鮮族というルーツが、とても特殊。北朝鮮と中国の国境で生まれ、朝鮮人でもなく、中国人でもない彼らは、多少経済的に豊かな韓国に出稼ぎに行くのが一般的なようだ。とはいえ、青年は、母親の再婚により、10歳の時、日本に移住し、日本の大学を出ている。生まれ故郷で暮らすよりは、はるかに幸せなのではないか。そんな青年が、3歳で生き別れになった父親が気になり、探す事を決意する。しかし、中国にいる親戚に父の事を尋ねても、誰も消息を知らないどころか、父の事を話すのも嫌そうだ。それでもなんとか再会した父親は、韓国で不法滞在しながら、日雇いで働き、借金に追われていた。それでも、再会した息子に見栄を張り、説教する様子に、青年は辟易するし、観ているこちらも、げんなりする。この父親を、ポスターには、「無様」と書いてあるし、ある映画監督は「醜い」と表現している。(そこがいい、といった感じで、 フォローはされているが)まぁ、でも、仕方あるまい。どんな国や地域で生まれようが、それは運命だし、全ての人が裕福に暮らせるわけではない。それに、久し振りに会った息子に自分を大きく見せようとしてしまうのは、誰もそうなのかもしれないし。父は、日本の大学を卒業した息子を、誇りに思っているフシがある。ただ、学部を言うと、〇〇学部より、〇〇学部の方が良かったなど、お前が言うかってくらい、面倒くさい。さらに、息子に借金の肩代わりをしろだ?なんというか、親戚たちから、関わり合いになるのを避けられるのも分かる気がする。「血筋」と言ったって、私には、そんなの、あまり重要ではないかな。親がダメなら、そのような人間にならぬよう、努力すればいいだけ。評価 ★★★☆☆

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