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たかが一人、されど一人

単細胞 

2020年02月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

思考回路が元来単純に出来ているようで、物事を白とか黒とか即断する癖があり、日頃反省はするものの、どうも治らなくて困ったものだ。同じように感じるのが今回のコロナウィルス騒動に関する政府の対応。分からないことだらけの訳だから、何事も決めつけず1歩1歩慎重に事を運べばよかったと思うが、どうも何らかの示唆を与えられると、それに基づく判断基準を即座に作り、その尺度での判断に頼り切りになる。兎に角このウィルス、電子顕微鏡でも確認できぬほど小さい物らしい。どのくらい悪いのか、強いのかもはっきりしていないのが現状のようだ。厚労相の記者会見や国会答弁を聞くと如何にも自信満々だが、所詮は役人の書いた原稿をただ読んでいるだけ。自分の言っている意味が分かっているかも疑わしい。試行錯誤は名誉に関わるとでも思っているようだ。今朝の報道に寄ると案の定、オーストラリアではダイヤモンド・プリンセス号から下船した乗客約160人の中から陽性反応者が2人出たとのこと。同じく下船を許可された日本人乗客は500人を超えると記憶するが、全員自宅に帰る許可が出ている。全員おとなしく自宅待機をしてくれたとしても、帰宅を待ち望んだ同居家族がいれば濃厚接触者になるのは自明のこと。結果何が起きるか分からないが、これ以上世界から非難されることが無いよう祈りたい。この問題は兎も角、政治の世界は非常に複雑だということを今日のEU首脳会議報道を観て思った。イギリスがは今までEU予算の1割近くを負担していたらしい。今後これが抜けるのだからEU財政は相当厳しくなるようだ。そこで残る主要国(独仏を筆頭に10ヶ国未満のように見えた)の首脳が会議をを開いてその負担をどうするか話合ったようだ。これから相当長丁場の話し合いになるのだろうが、昨日のところはそれぞれが我が田に水を引くばかりで何もまとまっていない。オランダの首相は「ショパンの自伝を持ってきたので、帰路はそれを読むことしか考えていない。」と記者を煙に巻いている。しかし彼らは、これをどこかで妥協点を見つけるのが己の仕事と弁えているフシがある。そうでなければEUが瓦解するのだから当然と言えば当然だろう。これが外交交渉であり政治家の役目だろうと思う。この会議報道もさることながら、敵か味方か分からないロシアのプーチン大統領とトルコのエルドラン大統領の関係、中国の習近平氏が各国首脳に電話して中国の事情に理解を求めていること(残念ながら日本は含まれていない)、或いはロシアの警察か軍隊がアメリカFBIの情報協力でモスクワのIS根拠地を急襲してテロを未然に防止した、等々。外国の政治家はどこで手を握り、どこでで蹴り合っているか分かったものじゃない。日本の政治は小生程でなくても単純に過ぎる。

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