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のんびり。
「電話は夕方に鳴る」
2020年02月17日
テーマ:テーマ無し
〔1959年/日本〕瀬戸内海のある平和な街の市長・立花卓造(千田是也)の家に、脅迫状が届き、50万円を要求される。犯人は、卓造の娘・咲子(二木多鶴子)に50万円を持たせて、喫茶店「家路」に寄こせと言う。しかし、多数の私服刑事がいる事を見破られ、計画は中止になってしまう。その後も脅迫は続き、警察署長、僧侶、極道の親分など、街の有力者を巻き込んで、大騒ぎとなるも、犯人の尻尾は全くつかめない・・・。のどかで牧歌的な、小さな街で起こった、市長への脅迫事件。犯人は皆目見当がつかず、街の有力者たちは右往左往。それどころか、犯人の捜査をしていくうちに、有力者たちの様々な秘密が明らかになる。愛人がいたり、息子が政治活動していたり、美術館に飾ってあったゴッホの絵が贋作だったり、学生たちが秘密結社を作っていたり。この映画、川崎敬三さんが出ているので観にいったのだけれど、ポスターに一番最初に名前が載っているにも関わらず、川崎さんは中々出てこない。やっと出てきたのは、始まって45分くらい経ってから。咲子の兄の役で、さして重要な役ではなかった(笑)。タイトルはシリアスなミステリーっぽく、でも、内容はコメディっぽく、でもでも、犯人が分かると、とても哀しく、切ないような気持ちになる。その犯人を、登場人物の一人が突き止めるんだけど、犯行理由が哀しくて、誰にもその事を話さず、だから、事件は迷宮入りで終わる。観ている者は、そこにホッとする。私は、どちらかというと、白黒ハッキリした物語が好きだけれど、この映画に限っては、このラストでいい。それから、この映画、映像としても、とても貴重。この映画、廣岡市という架空の街で起こった事件として描かれているけれど、撮影は倉敷市で行われたそうで、1950年代当時の倉敷市の街が、これでもかと映し出される。倉敷市に住んでいる方、倉敷市が故郷の方、倉敷市がお好きな方は、見入ってしまうんじゃないだろうか。評価 ★★★☆☆
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