イズミンさんのプロフィールへ

イズミンさんのブログトップへ

イズミンさんの画像カレンダーへ

最新の記事

• 
  春の山菜を採る
• 
  自然にかえる
• 
  雨がそぼ降る
• 
  湿地帯に入る
• 
  自然に癒される

一覧を見る>>

テーマ

• テーマ無し （ 113 ）

カレンダー

月別

• 2020年05 月（ 6 ）
• 2020年04 月（ 6 ）
• 2020年03 月（ 7 ）
• 2020年02 月（ 10 ）
• 2020年01 月（ 9 ）
• 2019年12 月（ 11 ）
• 2019年11 月（ 15 ）
• 2019年10 月（ 19 ）
• 2019年09 月（ 22 ）
• 2019年08 月（ 8 ）

バレンタインの思い出　

2020年02月14日
テーマ：テーマ無し

昨日、今日と最高気温が８度ぐらいになり、外も３月末の雪どけのころのような様相を呈しています。

ジムの入っているいつものホテルへ行くと、ロビーに立派な雛人形が飾ってありました。こういうのを見るとやはり優しい気持ちになりますね。

今日はバレンタインデーということで、そういえば私はバレンタインということをいつから知ったのかなと考えてみました。

確か小学校のころは全然その記憶はなく、人気者の男の子に女の子が群がってチョコレートを渡していたという場面も見ませんでした。バレンタインそのものの概念がなかったと思います。

ちょこちょこバレンタインがささやかれ始めたのは中学校の２、３年のころだったと思います。といっても私は全然男の子にチョコレートをあげるという意識がなく、仲のよい女３人組でお互いにチョコレートを贈り合ったという記憶があります。

そのころは男の子にチョコレートをというのが流行り始めたばかりで、女同士でチョコレートを贈り合うということは多分珍しいことで、奇異な目で見られていた、あるいはあげる人がいないかわいそうな女と見られていたかもしれません。

今は友チョコとかいって別に珍しいことではなくなりましたけどね。
ということは私たちはかなり進んでいたのではないでしょうか　笑。

バレンタインできれいな記憶が一つだけあります。

高校生のとき、私はバス通学をしていました。20分ぐらいバスに乗り、そこから25分ぐらい歩くのです。

帰りは当然逆に25分歩いてからバス停でバスを待ちます。そのバス停にたまに同級生の女の子もバスを待っていることがあり、同じバスで一緒になることがありました。

その女の子はポニーテールでもの静かな感じの人でした。おとなしくて教室で声もほとんど聞いたことがありません。そんな感じでバスで一緒になっても声をかけ合うこともありませんでした。

あるバレンタインの日に、学校帰りのバス停で彼女はリボンを掛けた包みを持っていました。チョコレートに違いありません。
やがて私たちが乗る方面ではないバスが来て、学生服の長身の男の人が乗っていきました。

そのバスの扉が閉まる寸前、彼女がひらっと前に進んでその包みを彼に差し出しました。
彼はうなづいて手を伸ばして受け取りました。彼女を一瞬見たようです。そしてバスは閉まり、出発していきました。

へーっ、こんなドラマみたいな瞬間ってあるんだな、と私は戻って来た彼女の横顔を見ながら思いました。彼女の笑顔が輝いて見えました。その幸せそうな笑顔は40年以上たった今でも目に焼き付いています。

あんなにおとなしそうな人なのにこんなことをする勇気があったんだな。。

でもバス停にいる彼に気がついていたのに、バスに乗って扉が閉まる寸前まで勇気が出なくて、必死の思いで最後に差し出したんだな。

その気持ちに彼が気づいて、手を伸ばして受け取ってくれたんだな。。

何だかとてもいいものを見たようで心がじんとしました。

その後その二人はどうなったのか、単に憧れの先輩にチョコを渡したというだけなのか、よく分かりませんが、こういうバレンタインデーは悪くないなあと思いました。

・・人のことばかり書いてるけど、ところでイズミンさんは、、、。それは聞かないでください　涙。

コメントをするにはログインが必要です

掲載されている画像

• 

  春の山菜を採る

• 

  自然にかえる

• 

  雨がそぼ降る

• 

  湿地帯に入る

• 

  自然に癒される

• 

  愛を育てる