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のんびり。

「顔」 

2020年01月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1960年/日本〕アメリカへの転勤を控えた田能村耕(池部良)の家に、病弱な耕の母の世話をするために、遠縁の娘・衿子(京マチ子)がやって来る。耕と衿子は、互いに強く惹かれ合うが、その気持ちを打ち明ける事がないまま、耕はアメリカへ出立する。ところが、その後、耕の母親が亡くなると、耕の父親は、衿子を凌辱し、有無を言わさず、衿子を妻にしてしまう。数年後。帰国した耕は、父の妻となった衿子と同じ家にいる事が耐えられず、苦しむ。しかし、ほどなくして、父が死ぬ。耕と衿子は、納骨のため、2人で京都の宿に泊まるが・・・。おぞましい。45歳も年下の、遠縁の娘を手籠めにして、強引に妻にする爺さん。自分に全く愛情が無いと分かっている、孫のような年恰好の女を妻にして、一体、何が嬉しいのか。それでも、昔の女は、男の言いなりになるしかなかったようで、京マチ子さん演じる衿子は、黙って、結婚生活に耐えるばかり。アメリカに行っていた、池部良さん演じる耕は、なぜ、そのような流れになったのか、経緯までは知らない。衿子に尋ねても、ハッキリとは答えない。昔の女は偉いんだか、奥ゆかしいんだか。私が衿子だったら、全部ぶちまけそうだ。「あなたのお父さんに酷い事をされた」と。でも、その後、父親の納骨のために行った京都で、ついに衿子は、耕に結婚までの経緯を話す。父親の行状を知らされて、耕は大変な衝撃を受ける。そりゃそうだ。立派だと尊敬していた父が、女を暴行するような下衆野郎だったなんて、ショックに決まっている。で、まぁ、そこまでは、私も衿子に肩入れして観ていたわけだけど、その後が良くない。耕と一緒に泊まった旅館で、衿子は、とっても無神経なのだ。耕は何とかして、衿子から、父親の影を拭い去りたいと思っているのに、衿子は、会話の中に、父の名前を何度も出す。やっと、本当に好きになった男と、一夜を共にするという時に、その気遣いのなさったら。なんだかもう、こちらは、衿子を応援する気も失せた。評価 ★★★☆☆この作品で、京マチ子さんの出演映画、100本中76本を観た事となりました。(★は観た作品) 化粧 (1984)★男はつらいよ 寅次郎純情詩集 (1976) 妖婆 (1976) 金環蝕 (1975)★ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 (1975)★華麗なる一族 (1974)★玄海遊侠伝 破れかぶれ (1970)★千羽鶴 (1969) 小さい逃亡者 (1966)★沈丁花 (19..

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