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吾喰楽家の食卓

蕎麦の食べある記 No.14 

2020年01月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:食べある記

平河町「天かめ」 ―お得なセットメニュー―

国立演芸場1月中席の千穐楽を見に、隼町へ行った日のことである。
早朝、東武東上線で人身事故があり、運転を見合わせていた。
幸い、家を出る頃は、運転は再開した。
和光市駅までは順調に行けたが、終点の池袋駅まで10本の電車が詰まっていた。
池袋のデパ地下で昼餉を食べるつもりでいたが、予定を変更し、和光市駅で地下鉄有楽町線に乗り換えた。

東上線は、池袋駅で南口改札を利用するので、前から2両目の9号車に乗っていた。
地下鉄も同じになったが、いつものように永田町で降りて、国立演芸場へ行くのは最後尾が好都合だ。
ところが、麹町駅だと良い位置なので、一駅手前で降りることにした。
麹町駅から国立演芸場へ向かう途中の半蔵門駅近くにある、立食い蕎麦の「天かめ」で昼餉を食べることにした。
「蕎麦の食べある記」の連投は、人身事故があったからで、風が吹けば桶屋が儲かる的な結果になった。

朝餉が控えめだったので、“かき揚げそば”に、単品の“ちくわ天”をプラスした。
かけ汁は、鰹節自慢の触れ込みだけあって風味はあるが、何か物足りなかった。
蕎麦は、茹でたてなので、前日の「あじさい茶屋」にはない、コシがあった。
天ぷらは、少し冷めていたが、かけ汁を吸うと、いい感じになった。
しかし、腹が減っていたとはいえ、大きな天ぷら2個は、私には多すぎた。

この店の一番の魅力は、コストパフォーマンスだろう。
大雑把に言うと、もり、かけ300円、天ぷら100円、丼200円。
もっとも、蕎麦に200円を足すと丼が付くのであり、天丼、カレー丼、山かけ丼だけを200円で食べられる訳ではない。
現役の頃はともかく、小食になった今は、とてもじゃないが、セットは食べられない。
若い人に、お勧めしたい店だ。

   *****

写真
2020年1月20日(月)撮影:店構え・かき揚げそば+ちくわ天



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