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「私のちいさなお葬式」 

2020年01月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/ロシア〕ロシアのある村で暮らす、元教師のエレーナ。73歳の彼女は、ある日、病院で余命宣告を受ける。都会で暮らしている息子・オレクに帰ってきてもらったが、オレクはとても忙しそうで、すぐ都会に逆戻り。「あんなに忙しいのでは、 あの子に、私の葬儀の準備はできまい」そう考えたエレーナは、自分の葬儀の手配を始める事に・・・。人ってのは、国は違っても、考える事に、そう差はないんだなぁと思う。ロシア人なんて、日本人とは精神構造がまるで違うのではないかと勝手に決め付けていたけれど、今、日本の多くの高齢者が心配している事と似たような事で悩んでいる。自分が死んだら、葬儀はどうするのか、墓はどこにするのか、忙しそうな子供に手間を掛けさせてはいけない、誰にも迷惑を掛けたくない・・・などなど。でも、まぁ、普通の人は、悩んでも、悩んでいるうちに死んでしまうんだろうけど、このエレーナさんは、人よりちょっと積極的で。なんと彼女は、役所に行って、自分の埋葬許可証を出してもらうようお願いする。けれど、それには、死亡診断書が必要だと言われると、今度は、村の遺体安置所に行き、元教え子に、死んでもいないのに、それを書かせる。そして、棺桶屋に行って、気に入った棺桶を選び、それをバスで持ち帰る(笑)。もう、ここまでくるとブラックジョーク。バスに乗り合わせたギャル2人などは、「何、この棺桶。カッコいいじゃん」みたいな事を言って、写真を撮ったりしている(笑)。老人の悩みは世界共通だと分かったけど、もう一つ、世界共通なものがあると実感。それは、スマホ事情。日本もそうだけど、ロシアでも、もう、スマホは生活していく上で、なくてはならない物のようで、エレーナの息子は、母親の病気で故郷に帰ったというのに、スマホが手離せない。ケータイがなかった時代は、親の病気や葬儀の時は、5日なり、一週間なりの休暇を取ったら、その間は、職場と連絡などはしなかった気がするんだけど、今は、そんな事はお構いなし。便利な世の中になったのはいいんだけど、ちょっと、なんだかなぁ、と思わないでもない。評価 ★★★☆☆

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