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葵から菊へ

靖国神社は境内案内図から「清国の狛犬」を消すぐらいなら中国に返還すべき 

2020年01月17日 外部ブログ記事
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「創立百三十年記念 やすくにの祈り」の「靖國神社全景昭和十二年」よりその一部を管理人が作図。靖国神社は「清国の狛犬」を「靖国神社参拝のしおり」の境内案内図と「公式ガイドブック ようこそ靖国神社へ」の説明ポイントから消すぐらいならば、思い切って中国へ返還すれば良いと思います。(神社社務所は、編集上スペースのレイアウトやページ数を減らすためと説明。)新宿平和委員会刊行(編者長谷川順一・松田修次)「ガイドブック 葵から菊へ」(絶版)より以下抜粋します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・狛犬高麗大の意。神社の社頭や社殿の前に据え置かれる一対の獅子に似た獣の像。あ・うん 【阿・畔】密教では、「阿」を万物の根源、「畔」を一切が帰着する知徳とする。=広辞苑清朝の狛犬(「オフィシャルガイドブック ようこそ靖国神社へ」より)傍線は編者狛犬に続いて、すぐにまた狛犬が登場する。こちらは境内最古の狛犬である。日清戦争の後、朝鮮(海城)の三覚寺にあったものを、山県有朋らが譲り受け、明治天皇に献上し、天覧の後、靖国神社に置かれた。「朝鮮」はママ。【編者注】海城(ハイチョン)は中国の遼東(リャオトン)半島にある。【写真】雄の獅子雌の獅子田山花袋は清国の歯獲品と証言「譲り受け」と靖国神社はオフィシャルガイドブック(33頁)で説明しているが、そのガイドブック(102頁)に「文学に見る靖国神社」がある。その中で「田山花袋の父も靖国に眠る」と田山花袋の作品「東京の三〇年」の文章を紹介しているので注目したい。田山花袋は館林市に生まれたが、一五歳から三五歳まで富久町、納戸町、甲良町、内藤町、喜久井町、原町、若松町、薬王寺町、北山伏町と二〇年間新宿区内に住んでいた。一九一七年(大6)に博文館から発刊された『東京の三〇年』の中の「明治二〇年頃」に・・『牛込の監獄署の裏から、士官学校の前を通って、市ヶ谷見附へ出て、九段の招魂社の中を抜けて、神田の方へ出て行く路は、私は毎日のように通った。(略)大村の銅像、其頃はまだあの支那から歯獲した雌雄の獅子などはなかつた。丁度招魂社の前のあの大きな鉄製の華表が立つ時分で、それが馬鹿げて大きく社の前に転がされてあるのを見たそしてそれが始めて立てられた時には、私は弟と一緒に往きに帰りに、頬をそれに当てて見た夏のことなのでその鉄製の冷たいのが気持ちが良かつた』 【編者注】華表は鳥居のこと。この鳥居は現在の第二鳥居のことである。同じく「九段の公園」に・・『九段の招魂社は、私に取って忘れられない印象の多いところである。(略)それに戦死した父がそこに祭祀されてあるということが大きくなつてからも私を其処に引き寄せた。(略)大村の銅像が立った時も私は知っている。その周囲に柵の取廻された時も知っている。日清戦役に海城で歯獲した雌雄の獅子の奉納された時も知っている。吉田晩稼の「靖国神社」といふ、大きな石柱の立つた時も知っている。』田山花袋は一九〇四年(明治37)日露戦争勃発により博文館から写真記者として派遣されて遼東半島に従軍、海城でロシアとの戦いを目の当たりにし、そこで病気になつて野戦病院に入院した。従軍記録「第二軍従征日記」を発刊している田山花袋が、「清国の狛犬」は鹵獲(ろかく)=戦勝の結果、敵の軍用品などを奪い取ること「−品」広辞苑】したと二本の短編作品の中で証言しているのである。さらには、一九〇七年(明治空『風俗画報』第177号(東洋堂)には「廿七八年役に遼東より捕縛し来たるものなり」とある。(東京修学旅行ハンドブック・東京都歴史教育者協議会編)『東京名所図会』(明治三〇年刊)には「其形内地の製と梢異なれり、是ぞ廿七八年の役に遼東より捕獲し来りたるものなり(当時之を引き来るには、軍役夫中より獅子運搬組といふを編成し、新に堅固なる車を造り、各個分離して運搬せり(中略)雄獅子の台石に、大清光二年閏五月初六日敬立、雌獅子の方に直隷保定府深州城東北得朝村弟子李永成敬献石獅子一対と刻せり、真に是れ京観といふべきもの」という記述がある。日清・日露戦争や第二次世界大戦中の戦利品が敗戦になるまでは遊就館内に展示されていたのであるから、この狛犬も「譲り受けたもの」ではなく、戦利品の一つとして野外に展示したことがうかがえるのである。【編者注】日清戦争を「廿七八年役」日露戦争を「三十七八年役」と称していた。雄の台座(現在は風化して文字が読みずらい。)雌の台座(現在は風化して文字が読みずらい。)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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