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「噛みついた若旦那」 

2019年12月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1960年/日本〕日本橋の酒屋「ちよだや」の女主人・絹子(清川虹子)は、息子の新太郎(高島忠夫)が、もうすぐ大学を卒業し、家業を継いでくれるのが、楽しみで仕方なかった。ところが、実は新太郎は、絹子に内緒で、大手自動車メーカーの就職試験を受け合格していた。問題は、それを、絹子に中々言い出せない事だ。さらにその事では、町内会のお馴染みさん・勇蔵(森川信)も、困っていた。彼は、新太郎の就職に当たり、絹子に内緒で保証人になっているのだ。勇蔵から、事実を知らされた絹子は怒り、「酒屋を継ぐのが嫌なら家を出ていけ」と・・・。いいなぁ、清川虹子さん。日本には、「お母さん女優」と呼ばれる女優さんが、何人かおられるけれど、(森光子さん、山岡久乃さん、京塚昌子さんなど)私は、清川さんがとっても好きだなぁ。私が清川さんを知った頃には、バラエティ番組でたまに見る人というイメージで、高田純次氏から、指輪にガムをくっつけられて(笑)、怒り狂っているような、印象しかなかったのだけれど、古い映画を観ていると、昔は、いいお母さん役をしていたんだなぁ、と、つくづく思う。この映画は、由緒ある酒屋を息子が継いでくれるのを楽しみにしている母親と、サラリーマンになりたい息子との衝突を描いた作品なわけだけど、自営とサラリーマン、決して、どちらがいい、というのではないけれど、映画やドラマでは、その問題が、結構、取り沙汰されることが多い。そして、人は、自分が生まれ育った環境を、「普通」と考えてしまうんだろうなぁとも思う。例えば、私自身、身近な血縁者は全て、サラリーマンや公務員など、いわゆる、お給料をもらって生活しているという者しかいないので、「息子がサラリーマンになりたいと言っているのだから、 許してやりなよ」と思ってしまうけど、これがもし、実家が自営で、さらに、それが老舗で、商店街の真ん中で暮らしているような環境に育っていたりしたら、「お店は大事にしないと」と思っていたかもしれないし。この映画の場合、現実離れしているくらい、ハッピーな方向に話がどんどん進んでいくわけだけど。評価 ★★★☆☆

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