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三菱重工「国産ジェット」遅延の衝撃波 

2019年12月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



国策のもんじゅ原型炉と同じで資金をいくら投入しても損切り決断できず

 ☆三菱重工の「コンコルドのジレンマ(英仏両政府と航空機メーカーが協力したエアバス)
 *超音速旅各機「コンコルド」の事業化を目指す
 *かさんだ投資の割に収益が得られず、ビジネスとしては事実上失敗
 *先行した巨額投資を惜しむあまり、誰も早期撤退の決断ができなかった
 ☆「コンコルドのジレンマ」に、今三菱重工の経営陣は陥っている

高速炉についでジェット機も
 ☆三菱重工業次の稼ぎ頭と目されている新規事業の航空機事業が目算通りに″離陸″せず
 *会社全体の重荷となる構図が続いている
 ☆三菱重工の”聖域”の一つである原子力事業領域
 *国と二人三脚で開発してきたナトリウム型高速炉の命運が完全に尽きようとしている
 ☆2件とも官民一体となった国策事業としてのスタートだった
 *それが悪い結果になってしまったケース
 ☆三菱重工は今年中期経営計画の目標を引き下げる
 ☆三菱重工はこのような事態に陥ってしまった要因
 *最も象徴しているのが、子会社の三菱航空機が開発中の小型民間旅客機の発売遅延
 *スペースジェット(旧MRJ)の開発遅延
 *90席クラスの小型旅客機として開発が始まったスペースジェット
 *13年に、最初の顧客だった全日本空輸(ANA)に完成機が納入される予定だった
 ☆90席クラスの小型とはいえ、国産のジェット旅客機開発は文字通り悲願
 *国が三菱重工に対して開発費500億円を補助する
 *官民一体の大プロジェクトという位置づけ
納入延期は6度目の可能性の要因
 ☆開発を担う三菱航空機にも、ジェット旅客機開発の技術力や経験が不足していた
 ☆商用機として認められるため
 *各国の航空当局に膨大な量の書類を提出して承認を得なければならない
 *書類作成のノウハウもなかった
 ☆トラブルが続出し、完成機を納入する時期は、遅れに遅れ、5度目の納入延期を発表
 *現在は商用飛行に必要な型式証明(TC)の取得作業を進めているが難航している模様
 *6度目の納入延期がほぼ確実な情勢
 ☆三菱重工からみたスペースジェットの受注機数は、約400機から約300機に減少
 ☆国の後押しを受けたのに加え、重工自身も巨額を投じてしまったので、引くに引けない
 *5回の納入延期のうち、4回は認証(形式証明)ついての不備
 ☆この構図はナトリウム型高速炉の問題にも共通する
 *国策を国と二人三脚で進めてきたのが三菱重工
 *政府は2016年、もんじゅの廃炉を決定
三菱重工の、スペースジェットとナトリウム型高速炉の問題
 ☆技術的課題を克服できないで収益化が見込めないまま、時間だけが流れていく
 ☆自社に実用化を可能にする十分な技術があるかどうかの検証の欠如
 ☆技術を他社とのネットワークを通じて調達できるかどうかを検討しない欠如
 ☆「国策」の二文字に押されて、巨費を投じて開発に邁進してしまう
 ☆三菱重工の体質が浮かび上がる
 ☆一定期間でものにならなかったら、経営陣がどこかで損切りする必要がある
 ☆三菱重工には、この「損切り」という概念が欠落してしまっている
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS12月号』


三菱重工「国産ジェット」遅延の衝撃波
(『THEMIS12月号』記事より画像引用)

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