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「幸福路のチー」 

2019年12月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/台湾〕アメリカで暮らす、台湾人のチーは、祖母が亡くなったとの連絡を受け、久し振りに故郷の「幸福路」に帰ってくる。チーが幼い頃の幸福路は、運河は汚れ、小さな家ばかりだったけれど、今は、すっかり整備され、そして、同級生たちは、チーと会っても、すぐには思い出してくれない。チーは、幼かった頃の自分の思い出を辿り始める。小学校に入って、すぐに友達になった、ハーフの少女・チャン・ベティ。親から医者になれと言われて、言いなりになっていたけど、自分の進むべき道は他にあると、気付いた、あの時。従兄を頼ってアメリカに渡り、そこで知り合った夫の事などを・・・。「東京アニメアワードフェスティバル2018」でグランプリを受賞した、台湾のアニメ。日本と台湾。国は違っても、同じアジアだからなのか、ノスタルジックな気持ちになる。主人公・チーの幼い頃の場面は、「ちびまる子ちゃん」を見ているのと、そうは変わらない。小学校に入って、仲良くなった友達。自分をからかったり、喧嘩をふっかけてくる男の子。あぁ、子供のする事は、どこの国も同じだと、とても懐かしいような気持ち。この映画が、子供の頃の思い出を振り返るだけで終わっていたなら、「ちびまる子ちゃん」と大差ない、と思うだけなんだろうけど、その後がある。チーの人生は、決して順風満帆というわけではなく、悩み、葛藤し、迷いながら生きている。幸せな時もあれば、苦しむ事もある。まさしく、「禍福はあざなえる縄の如し」だ。日本にはない部分もあって、面白い。小学校に入る前は、台湾語で話していた子供たちが、「北京語以外禁止」と言われるところに、台湾という国の微妙な立ち位置が垣間見られるし、それから、決定的に違うのは、「蒋介石」など、実在の政治家の名前が、普通に出てくるところ。「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」で、それは有り得ない事だものね。チーという女性の人生と、自分の人生を考えながら、日本のアニメと、台湾のアニメの、共通点や相違点を考えながら観るのが楽しい。評価 ★★★☆☆

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