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「HUMAN LOST 人間失格」 

2019年11月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕昭和111年。医学の発達により、人は病気にならず、怪我をしても治療の必要のない生活を送っていた。それは、体内の「ナノマシン」と、それを管理する「SHELL」体制のおかげであり、無病長寿が約束されている。しかし、経済格差が広がり、環境汚染が進み、社会は、退廃的ムードに包まれ・・・。試写会で観た。太宰治の「人間失格」を、近未来に、そしてSFにして、描いたという事だけど、太宰の風味はあまり感じられなかった。太宰を感じさせたのは、冒頭の、「恥の多い生涯を送ってきました」のセリフくらい。それにしても、映画の設定、「昭和111年」って、随分先の未来だな、と一瞬思ったけど、それは大きな間違いだとすぐ気づいた。昭和元年が1926年だから、今、まだ昭和が続いていたとすると、今年は昭和93年。あとたった18年で、この映画のような未来がやって来る事になる。正直、こんな未来は、嫌だ。映画の最初、高田馬場駅周辺で、仕事帰りのサラリーマンやOLが歩く姿が描かれるのだけれど、人々は全員、酸素マスクを被っている。空気は薄汚れ、マスク無しでは歩けないようで、もうそれが当たり前のように、誰も疑問に思わない。もちろん、街そのものも汚い。そんな環境なのに、寿命は120歳まで延び、年金がどうのこうのって、夢も希望もない、そんな未来、私は生きていたくないな。未来を描く作品って、どうして、こうなってしまうのだろう。評価 ★★★☆☆

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