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八十代万歳!(旧七十代万歳)
やっぱり腰痛!膝痛!
2019年11月19日
テーマ:テーマ無し
せっかくの休養日なのに坐骨神経痛は容赦してくれません。膝痛もひどい。
今まで三輪車に乗っていればどこも痛くなかったのに、最近は腰痛が出ます。
この前間に合わなかった健志のハンコを注文に行きました。(ネットの注文法がよく分からなかったので)
それから何年ぶりかで、一人で外食。お友達とのお喋り以外に一人で外食はしなくなっていましたが、久々に日高屋へ。(他に好きな店がないので)
肉野菜炒め定食、ご飯はんぶん。それでも私にはご飯が多い。
ラー油少しと、お酢をじゃぶじゃぶかけて、おいしかったです。
あとは、エスカレーターで行ける百均、キャンドゥへ。
フックなど買いながら、以前あったフライパンブラシが欲しいと言ったら、タブレットで探してくれて、「お取り寄せできますよ」にはびっくりしました。
嬉しくなって、100円のを2個注文しました。3年ぐらい方々の百均で探していたのにどこにも無かった品です。
あとは薬局で自分の薬を受け取って、ストアで食料を少し買っただけで3時を過ぎてしまいました。予定は狂いっぱなし。
ヘルパーさんが来る4時までにお風呂に入る暇はなく、掃除機がかけられるよう落ちているものを拾い歩くので精一杯。腰痛が猛烈でちょっと片付けてはへたり込む始末。
ヘルパーさんが帰られた途端ベッドに倒れ込む。痛過ぎだわ。でもまだ痛み止めは飲んでいない。夕食後から飲みます。
お昼は外食、夕飯は中食。もう家事はしない。
寝る前にお風呂で温まろうと思いましたが、この痛み、炎症が起きているのなら、お風呂では悪化する。
やめておくのが無難かな。
明日は語りの例会。図書館まで1.7キロを往復。厄介な坂が長い。大丈夫か?
では、笑える江戸の民話をひとつ。
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たいこもちと三つ目の大入道(福娘童話集・江戸の民話)$
むかしむかし、江戸でたいこもち(→たいこをたたいたり芸をして、えんかいを盛り上げる仕事)をしている富八(とみはち)が、箱根の温泉に行きました。
「毎日毎晩、お客のごきげんとりでクタクタだ。おれだってたまには、息抜きをしねえとな」
さて、その帰り道の事です。
「ああー、いいお湯だった」
富八がきげん良く箱根の坂道を歩いていると、
「おい、待て!」
と、呼び止める声がしました。
「だっ、だれだ?」
振り向くとそこには、何と三つ目の大入道がいたのです。
なみの男なら、きもをつぶして逃げ出すところですが、富八は客あしらいのうまさで身をたてているたいこもちです。
ちょっとやそっとでは、おどろきません。
とりあえず化け物にだまされないおまじないにと、まゆ毛につばをぬってから言いました。
「よよっ、だれかと思えば、三つ目さんじゃありませんか。
どうも、お顔が見えねえと思ったら、こんな山の中にひっこんでいたんですかい。
まったく、やぼというか、物好きというか。
いやはや、あきれたお方だ」
三つ目の大入道は、富八の勢いに飲み込まれてたじたじです。
「えっ? そういうお前は、だれだったかなあ?」
「いやですな、たいこもちの富八をおわすれだなんて。
三つ目さんも、お人が悪い。
ひところは、ずいぶんとひいきにしてくださったじゃありませんか。
ねえ、そうでしょう」
こう言われると、知らないとは言えません。
「そうそう、富八だったな」
ていさいをつくろって、むりに話を合わせました。
こうなれば、もう富八のペースです。
(へっへへ。こいつを江戸へ連れ出して見世物小屋へ売り飛ばせば、ひともうけ出来るわい)
そうたくらんだ富八は、言葉たくみに三つ目の大入道を江戸へさそいました。
「ねえ、ねえ、三つ目さんや。
こんな山ん中で人をおどかしてみたところで、一文にもなりゃしないですよ。
そんなつまらない暮らしは、もうやめにしてはどうですか?
一度、花のお江戸へ来てごらんなさいな。
あんたくらいめずらしいお顔をしていれば、ほうぼうからおよびがかかって、あっちからも小判、こっちからも小判、そっちからも小判と、小判小判のお山が出来ますよ。
それに幽霊のきれいどころだって、ほうってはおかないよ。
いや、にくいね、色男。
金に女に、かー、こりゃあたまらないねえ」
「ほっ、ほんとですかい?」
「この富八、うそとぼうずの頭は、ゆったことがねえのがじまんなんです。
ささっ、けっして、けっして、悪いようにはいたしませんて。
人生は誰でも一度きり、だんな、ここが人生の勝負時ですぜ」
富八の調子の良さに、三つ目の大入道はついつい道をいっしょにしましたが、どう考えても話がうますぎます。
三つ目の大入道は小田原(おだわら→神奈川)あたりまで来ると富八の話をあやしみだして、立ち止まりました。
「おや、三つ目のだんな。いったい、どうしたんですか?」
富八が振り返ると、三つ目の大入道は人にだまされないおまじないに、まゆ毛につばをぬっていました。
おしまい
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