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「ラフィキ ふたりの夢」 

2019年10月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/ケニア〕ケナは、ケニアのナイロビで暮らす少女。両親は離婚し、父の再婚相手は妊娠している。父は国会議員の選挙に立候補している。ケナは、父のライバル候補の娘・ジキとひょんなことから親しくなる。遊園地で遊び、将来を語り合ううちに、ケナは、以前から感じていた、自分の中の気持ちを抑えきれなくなり・・・。試写会で観た。おそらく私は、ケニアの映画は初めて観た気がする。アフリカでは、同性愛に対する目が、日本では想像を絶するくらい厳しく、この映画も、本国では上映禁止なのだそうだ。ふとした事で親しくなった、2人の少女・ケナとジキは、互いの気持ちを確認し、愛し合うようになるのだけれど、近所の人たちにそれを知られると、壮絶な暴力を受けてしまう。その場面は恐ろしく、そのまま殺されるか、大勢のいる前で、別の虐待を受けるのではないかと、目を背けたくなる。(アメリカ映画、「ボーイズ・ドント・クライ」でも、 主人公のヒラリー・スワンクが 同じような目に遭っていましたね。 人は、人と違う人を見ると、 こいつには何をしてもいいんだ、みたいな空気が生まれ、 暴力に走る傾向があるのかもしれません)物語自体は、難しい事はなく、少女の初恋物語と言っていい。これが男の子と女の子だったら、暴力を振るわれることもないのだと思うと、悲しい。上映後、ニューハーフタレントのブルボンヌさんが、トークショーにご登壇され、ご自身の経験を話されました。ブルボンヌさんが、昔、ある場所で、アフリカの方と出会った時、女装をしている事で、日本では感じた事のない、激しい憎悪の目を向けられ、ショックを受けられたのだそうです。アフリカの国によっては、同性愛者は死刑という法律もあるそうで、「私は死刑囚だわ」と笑っておられました。それから、昔、ブルボンヌさんの恋人が、人前で手を繋ごうとしたとき、「人が見ているから」と拒否した事を、とても後悔している、と。なぜ、自分が一番大切に思っている人の気持ちより、二度と会う事のない、すれ違う人の目の方を、重要視してしまったのかと。うん、分かる。それって、私も普段から結構思ってる。どーでもいい赤の他人より、自分が愛する人を大切にしないでどうする、って。外面ばかり良く、愛する人を蔑ろにする人を見ると、「あなたが一番大切にしなきゃいけない人は、誰?」って言いたくなる。後悔しないように、生きていきたいですな。トークショーが終わり、席を立った所で、ブルボ..

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