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無茶はあきまへん。

ベッドでパソコン。　

2019年10月30日 ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

夫がパソコンを持って来てと言った。

仕事をすると。

私は、何を言うとるの！
あんたの代わりは誰でもおる。
今、この身体で仕事するの？

そうはいかんのや、と
夫は言い張る。

私はしょうがないのでパソコンを病室に持っていった。

夫はさっそくパソコンを開き打ち出した。

そんなことをしていた為か、熱がで出した。
38度代。肝臓の数値も悪いと。

違う箇所も痛みあり。
胃カメラ飲むと十二指腸に穴が空いている。
十二指腸潰瘍の薬を飲むことにもなった。

28日、胆嚢摘出、手術。
最初、お腹に数ヶ所穴を開けて内視鏡で取る予定が、上手くいかず、
開腹手術となってしまった。

なんと１時〜９時までかかってしまった。
長い時間を私は控え室で待っていた。

手術後、意識があったのでほっとしたが、声は酸素マスクごしで弱々しくしんどそうだ。
私は、その日、夜道をひとり、とぼとぼと心細く帰った。

次の朝、恐る恐る病室を覗いた。
夫は、昨日よりもましになったが元気がない。
声も小さく、排尿は管を通している。

もう仕事辞めるわ。と小さく呟いた。
よっぽどしんどいのか。

二言ぐらい言葉をかわし、
うつらうつらと眠そうに目を閉じた。

私は心配になり、しんどいの？眠いの？と聞くと、
眠いと。

私は、ほな帰るね、と耳元で言うと静かに夫は手を振った。

明日の状態はどうかな？
早く良くなりますように。



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