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のんびり。
「セイント」
2019年10月30日
テーマ:テーマ無し
〔1997年/アメリカ〕香港の孤児院で、虐待に近い扱いを受け育ったジョン・ロッシ(ヴァル・キルマー)も今は成長し、怪盗となっていた。ジョンは変幻自在にルックスや名前を変え、そのテクニックと七つ道具で、盗めない物など何もないし、決して捕まる事もない。ある日、ロシアの石油王・トレティアックの金庫から、マイクロチップを盗み出す事に成功したジョンは、その腕を買われて、トレティアックから、ある依頼をされる。女性科学者・エマ・ラッセル(エリザベス・シュー)が考え出した、低温核融合の方程式を盗んでほしいと言うのだ。女の科学者なんて、ブスに決まってる。そう思っていたジョンは、一目見たエマの、あまりの美しさに圧倒される。ヤバい。俺、恋に落ちそう・・・。観たい観たいと思いながら20年以上も経ってしまった、この映画。いやー、20年の年月は大きいわ。当時、イケメン俳優だった、ヴァル・キルマーの、その後のルックスを画像検索すれば、それが分かる。いや、本来、人様のルックスの事をとやかく言うなど、品のない事、この上ないし、自分も人の事は言えないのだけれど、彼は、俳優だから。ハリウッドスターだから。何かあれば噂になるのは承知の上で、それでも有名人になりたかったのだろうから、ある程度の事は言われても仕方あるまい。まぁ、それはさておき、この映画、なかなか面白かった。ヴァル・キルマー演じる泥棒が、程よく、凄い。この、「程よく」というのが肝心。最近の泥棒ものや、スパイものは、あまりのハイテク化、CGの多用化で、何がなんだかよく分からない事があって。それに比べたら、この映画、分かりやすい。古過ぎず、新し過ぎず、こんな私にも、よく理解できる。おそらく私の頭は、20年前から止まっているものと思われる。そして、忘れちゃならないのが、エリザベス・シュー。なんてなんて、可愛いの。しかも、女科学者の役は、知的な彼女にピッタリ。まさに才色兼備。ジョン・ロッシが一目で惚れてまうのも分かる。一つ、茶化させて(笑)。エリザベス・シューは、世紀の大発見とも言える、低温核融合の方程式を、ペラペラの10センチ角のメモ用紙5〜6枚に書き、それを胸元の、下着の中に入れて、いつも持ち歩いている。敵の目を欺くためかもしれないが、いくらなんでも、そんなのってあり?(笑)落としたらどうするんだ?お手洗いでかがんだ瞬間、流れてしまったら?・・・と観ているこちらは、気になって仕方がない。現に、ジ..
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