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オデッセイ 

2019年10月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ラグビーW杯で日本はスコットランドと対戦して
28対21で勝利。史上初の決勝トーナメント進出で、
\(^o^)/と言いたいところだが、
台風19号の被害の大きさに唖然としています。

自然災害に滅多打ちにされる日本。
台風さえ来なければ、テレビの前で喜んでいられたのに
逆に生きるために必死の状況。

風の被害もさることながら、
河川の氾濫が被害を大きくしています。
国交省も、想定外の豪雨に耐えられる河川の管理の方法を
新しく作らなければならないでしょうね。

今日の映画紹介は「オデッセイ/The Martian」。
BSプレミアムで2019年10月14日(月)21:00〜放送。
2016年2月に観た時の感想文。

キャッチフレーズは、
”まさかの火星にひとりぼっち”。

原作はアンディ・ウィアーの
ベストセラー小説「火星の人 /The Martian」。

極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への希望を
もって生き続ける主人公のマーク・ワトニーを
マット・デイモンが演じ、初タッグを組む監督には
「エイリアン」、「ブレードランナー」などの
SF映画の巨匠リドリー・スコット。

SF映画+サバイバル映画でした。
私が子供のころは、「ロビンソン・クルーソ」とか
「15少年漂流記」など、絶海の孤島がサバイバルの
舞台でしたが、今は地球から2億2530万kmの
彼方にある火星ですから、スケールが大きいですね。

それも、外気温は-55℃、酸素はほどんど無し、
水無し、通信手段無し、最大風速は400km、
食料は31日分、NASAが救助に来るまで4年間と
苛酷な条件の中で火星に取り残されたワトニーは
どう生き延びるのか…?

人類3度目の火星探査で砂漠の鉱物資源調査中に
突然襲われた猛烈な砂嵐のため、乗組員6名のクルーのうち、
マーク・ワトニー(マット・デイモン)は、
飛来して来た通信アンテナの破片と共に吹き飛ばされる。

砂嵐の中、必死の捜索を続ける指揮官の
メリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)だったが、
ワトニーを発見できず、やむなく離陸を決断。

ワトニーは死亡と判断され、
NASAのサンダース長官(ジェフ・ダニエルズ)は
記者会見で彼の死亡を発表する。

しかし、ワトニーは腹部を負傷しながらも生きていた。 
辛うじて人口住居施設“ハブ”に帰還した彼は、
次の探査ミッションが来るまでの4年間、
生き抜くための手段を考えるのだった。

残された食料、機材から、生きるために
まず酸素や水を作り出さなければならないと、
ワトニーは持っている知識、技術を総動員して
持ち前のポジティブ思考で生き延びる。

NASAが実用化している
「居住設備」、「農場」、「水再生システム」、
「酸素供給設備」、「火星用宇宙服」、「ローバー」、
「イオン推進装置」、「太陽光発電パネル」などの
設備や装備、技術を見事に再現しての撮影は
リアリティー充分で文句なし。

CGの技術の進歩もすばらしく、今迄は画面を暗くして
動きをちょっと誤魔化しているなぁと
感じたこともありますが、本作では画面も明るく、
宇宙空間に浮かぶ宇宙船の「オリオン」は
優雅で無重力で動き回るクルーの動きは
スムーズでその躍動感は文章では言い表せないくらい
素晴らしかった。さすが、3D映像です。

もう一つ関心があったのは火星の重力の表現。
火星の重力は地球の重力の40%ですから、
この重力を映画では、ワトニーが宇宙服の重みで
40%の重力は相殺されるという設定にして、
宇宙服を着ている時は普通の動きで演技が
出来るということでした。

ちゃ〜んと、理屈付けが出来ているので、
そりゃあ、無いだろうとは思いませんでした。

単にサバイバルにせず、彼の救出のため
彼を火星に置き去りにしてしまった事を悔やむ
宇宙船のクルーとミッションをバックアップする
人々の葛藤や友情を描いているので映画をより楽しめました。

中国が秘密にしていた技術を提供して救出に
手を貸すところは現在の中国の潜在力を
意識してのことでしょう。

邦題の「オデッセイ」タイトルもいいです。
原題の「The Martian/火星人」よりも、
ホーマー の叙事詩同様の”オデッセイ/長い旅”の
イメージが伝わってきます。

「火星人」と言えば、すぐタコ型の火星人が
登場する、 H・G・ウェルズの「宇宙戦争」をすぐ、
頭に描きますから?



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