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のんびり。

「人生、ただいま修行中」 

2019年10月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/フランス〕試写会で観た。フランスの看護学校で、看護師を目指して勉強する若者たちの成長を描いた、ドキュメンタリー。そこで学ぶのは、年齢も、性別も、肌の色も異なる、20人ほどの生徒たち。医療の事など何も知らない、ゼロからのスタートの彼らは、人形を相手に、注射から、出産の疑似体験までを学んでゆく。その後、実際に、病室に入って、本物の患者さんたちに、習った事を実践していくわけだけれど、当然、最初から上手くいくわけがない。患者さんは、「俺は実験台かい?」なんて言うけど、顔が笑っているので、そこまで嫌がっていないようだ。なんだかこちらがホッとする。上映後、ニコラ・フィリベール監督のトークショーがあり、その事が話題になったのだけれど、入院患者さんたちは、入院生活が退屈で仕方なく、だから、同じ事の繰り返しの毎日をちょっと崩してくれる、新米看護師さんたちの存在をむしろ面白がって受け入れてくれるのだそうだ。後半は、生徒一人一人の、カウンセリングの場が映し出される。彼らは、そこで本音を言う。自分がちゃんと勉強できているのか不安な事や、死に対面して、動揺してしまった事など。それから、母が会いに来てくれて、帰ってしまった事に、涙する女の子がいて、こちらまで泣けてくる。病院に行って、看護婦さんの優しさや、献身的な様子に、ホッとすることがあるけれど、どんなにベテランの方でも、きっと最初はみんなこうだったんだろうなぁと思う。命を預かる仕事に就こうと、懸命に勉強する彼らに、頭が下がる思い。評価 ★★★☆☆

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