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のんびり。

「シングルマン」 

2019年09月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2009年/アメリカ〕大学教授のジョージ(コリン・ファース)は、ここ8カ月、毎朝を暗い気持ちで迎えていた。16年もの間、深く愛し合ってきたパートナー・ジムを交通事故で失ったのだ。彼のいない人生など、光を失ったも同じ。ジョージは、その朝、自らの手で人生を終わらせる事を決意する。身の回りを整え、大学で最後の授業をし、銀行の貸金庫の中身を出し、拳銃の弾を買い、込める。そんな中、かつて関係した事があり、現在では親友のチャーリー(ジュリアン・ムーア)から電話が入る。彼女の家を訪れ、ひとときを楽しむジョージ。さらに、今日の大学の授業を熱心に聞いていた生徒・ケニー(ニコラス・ホルト)が現れ・・・。自分が深く深く愛した相手が突然亡くなり、その喪失感から立ち直れず、自死を決意した男の一日を描く物語。心の状態は、朝起きた時が一番如実に現れやすいと聞いた事がある。その説が正しいかどうかは分からないけど、私も悩みがあると、朝の心が一番暗くて、夕方から夜になると、比較的楽になる事を思い出すので、ジョージが朝、自死を決意したのも、有り得ない話ではないと、そんな気がする。死について、軽々しく書くものではないと言われる向きもあろうが、こういった映画を観ると、考えずにはいられない。自分の死については、それほど感じるものはないのに、自分が大切だと思う全ての人と、いつか死という形で別れがきたら、その時、自分は耐えられるのかと想像すると、怖ろしくてならない・・・。ああ、もうやめよう・・・。「ロスで大学教授をするイギリス人」、という役が、コリン・ファースにハマりすぎ。この映画のようなシリアスな演技の時はもちろんの事、コメディ映画の時も、彼はどこかシニカルで、典型的なイギリス人、という感じがする。・・・って、イギリス人と知っているのでそんな気がするだけかもしれないけど。死をテーマにしているけれど、映像はスタイリッシュ。なにせ、監督は、世界的デザイナーのトム・フォード。念願の映画監督デビューなのだそうだ。評価 ★★★☆☆

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