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吾喰楽家の食卓

絶品の牛丼 

2019年09月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

夕餉にすき焼きを食べた翌日の昼餉は、牛丼を作る予定だった。
肉を買った当日は三分の二だけ使い、残りの三分の一を残しておいた。
切りたてのようだったが、折角、良い肉を奮発したのだから、味が変わらないうちに食べたほうが良い。
冷凍庫には、栗御飯が一食分あったが、牛丼には使えない。
折角の栗御飯が、勿体ない。

ところが、翌日、昼餉の支度を始めようとしたら、御飯を炊き忘れたことに気が付いた。
やむを得ず、生饂飩を茹でて、シメジと青ネギを入れた熱々のつけ汁で食べた。
それはそれで、美味しく食べたから、問題はない。
作り始めてから、使おうと思った食材が無かったことは、偶にはあった。
しかし、主食を忘れたことはないので、そのことがショックだった。

翌々日の昨日、牛肉をよく見たが、当初の綺麗な色を保っていた。
小さなフライパンに、三倍に薄めた市販の“すき焼のたれ”90mlと、砂糖小さじ一杯を入れて煮立たせた。
先ずは、半月に切ったタマネギ四分の一を、フライパンに入れた。
タマネギに火が通ったところで、大きめの一口サイズに切った牛肉を入れ、肉の色が変わったら、直ぐに火を止めた。
御飯を入れた丼に、煮汁ごと肉とタマネギを入れ、紅生姜を載せて牛丼が完成した。

牛丼屋とは比べ物にならないほど、絶品だったのは言うまでもない。
このことは、牛肉の差だから、何も威張ることはない。
煮汁だって、市販の“すき焼のたれ”を使っているから、誰にだってできる。
強いてコツを言えば、肉を煮すぎないことである。
タマネギを先に煮たのは、その為だ。

   *****

写真
9月15日(日)の昼餉と夕餉



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