メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

じいやんの日記

ライフライン 

2019年09月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

千葉県の集中豪雨による停電復旧が思ったより長引いている。

阪神淡路の大震災以降に、言葉として定着した「ライフライン」ですが、多少定義?よ言うか意味を再認識する必要があると思います。

30年前に地震に関する仕事に従事していた際に、1971年のサンフェルナンド地震をきっかけに「ライフライン」と言う言葉が出てきました。
元は英語で「命綱」の意味であるが、日本では主にエネルギー施設、水供給施設、交通施設、情報施設などを指して、生活に必須なインフラ設備を表す語ですが、簡単に言うと、電気・ガス・水道だけが注目されました。

しかし、今回の事例からも、電気・ガス・水道等の公共公益設備は勿論、電話やインターネット等の通信設備、圏内外に各種物品を搬出入する運送や人の移動に用いる鉄道等の物流機関など、都市機能を含めたものが、人々が日常生活を送る上で必須の諸設備であると認識しました。

早い話が「生活線」または「生命線」の意味合いです。

飲料水はすぐに給水車等で対応しました。
食料もすぐに支援物資として配られました。

最も困ったのは、一般家庭では電力を必要とする、クーラーや冷蔵庫、風呂など、電力がないと使えないものの影響が大きかったようです。

復旧の情報が入手できないため混乱!
家族、親戚、知人友人との連絡や安否確認のための携帯やスマホの充電を求めて・・・

電力が蓄積できないのは今に始まった事ではありませんが、この対策が一番求められているのかも!

今回の災害では、道路が多少通行止めになった程度ですが、実は物資輸送や救援活動の車が渋滞に巻き込まれたり、ガソリンが手に入らないなどの影響も大きくなってます。

いつでも、どこでも手に入ったものが無くなると、こんなにも混乱する社会に今更ですが驚きます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR









上部へ