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「蛇にピアス」 

2019年08月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2008年/日本〕19歳の少女・ルイ(吉高由里子)は、渋谷を根城にしているギャル。ある日、彼女は、クラブで知り合ったアマ(高良健吾)と同棲するようになる。アマは、顔中にピアスを開け、龍の入れ墨を背負っているが、極めつけは、「スプリットタン」。「スプリットタン」とは、先が二つに分かれた、蛇のような舌の事だ。ルイは、自分もアマのようなスプリットタンにしたいと思うようになり、アマの友達で、地下で彫り師をしているシバ(ARATA)の所に連れて行かれる。スプリットタンと同時に、背中に入れ墨を入れようと決めたルイは、シバの所に通うようになる。シバはその報酬にルイの体を求め、2人はアマに内緒で、激しい性交に溺れてゆく。そんなある日、アマが行方不明になる。彼はどこへ行ったのか。なぜ消えてしまったのか・・・。あれー、評価低いのねぇ。どのサイトを見ても、2点台のところが多い。私は好きだけどな、この世界観。渋谷で遊んでいる、何のポリシーもない女の子が、何となく同棲を始めた男に影響されて、舌を二股にし、背中に入れ墨を入れてしまうという、めちゃくちゃな感じが。だからといって、その行為は、男との愛を誓うためとか、そういったものではなく、彼女は簡単に別の男にも体を許す。そんな無節操さが、むしろ心地いい。その主人公を演じる吉高由里子、頑張ってるねぇ。何度もヌードになり、激しい性交の場面をこなす。特に、ARATA演じるシバは、吉高を後ろ手で縛って、彼女が痛がって泣く事で、性的興奮を得るようなサディスト。そんな場面を堂々とこなす吉高の潔さを私は買いたい。激しいベッドシーンだというのに、頑なにヌードにならない女優より、よほど自然で、むしろ安心して観られる。それから、吉高が舌にピアスを入れる場面の痛そうな事ったら、直視していられなかった(笑)。実際、めちゃくちゃ痛いらしい。何か面白そうな事をしてみたいという気持ちは分からなくはないけれど、痛いのだけは嫌だ。私には無理だ(笑)。原作は金原ひとみの同名小説。彼女がこの小説で芥川賞を取った時の事は今でも鮮明に覚えている。2004年のある朝、2人の可愛らしいお嬢さんの写真が、ツーショットで新聞に載っていた。金原ひとみと綿矢りさ。この2人が今回の芥川賞の受賞者だと、新聞の見出しにあった。すぐに読んだ。年齢は共に20歳の2人だったけれど、見た目も、生き方も、作風もまるで違っており、私は、小説だけでいえば、圧倒的に..

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