メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

中井悠美子「四季の絵文日記」

Vol. 1077 茨木のりこさんから「山上憶良」へと! 

2019年08月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




敬愛する「茨木のりこ」さん。
最近もとめた詩集の一節に見つけた「まなかい」と言う言葉。



この言葉を知ったのは、高校生の頃だったかしら?

万葉時代の歌人「山上憶良」の長歌に
―子等を思ふ歌一首、また序
  瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ
  いづくより 来りしものぞ 眼交(まなかひ)に もとなかかりて
  安眠(やすい)し寝(な)さぬ

意味は
旅先で瓜を出されて食っていると、子どもの顔が思い出される。
次に栗を出されて食うと、いっそう子どもの顔が思い出される。
子どもとはどこからやってきた賜物なのだろう。
その顔が目の前にちらついて、寝ることもできない。


眼交・・・まなかい・・・と、読む
意味は・・・目の前。まのあたり。
おそらくいまでは死語と言ってもよい言葉かもしませんが。

万葉集の歌の世界には、相聞歌や恋の歌が多いのですが、
山上憶良は、子どもを思う歌を多く残しています。

先の長歌の反歌
  銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも
  意味は
  「子に勝る宝物などものはありはしない」

山上憶良
の慈愛に満ちた歌
思い出して・・・一時「温かい」思いに浸った
夏の午後でした。

今晩は簡単アップ
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ