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「北の果ての小さな村で」 

2019年07月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/フランス〕デンマークで暮らす28歳の教師・アンダースは、グリーンランドの東部の村、チニツキラークの小学校に赴任する。軽い気持ちで、かの地に行ったアンダースだが、考えが甘かったことに、すぐ気付かされる。酷寒の慣れない生活、よそ者を受け入れない人々、言う事を聞かない生徒・・・。アンダースは、この土地にすぐ嫌気が差す。そんな中、生徒の一人・アサーが、一週間も学校を欠席し・・・。試写会で観た。フィクションとノンフィクションが混ざったような、ドキュメンタリーにも近い映画。教育ってなんだろうと、考えずにはいられない。教師として赴任したアンダースが、学校に来ない生徒・アサーの家を訪ねると、祖母が言う。「アサーは、祖父に付いて、 一週間、猟に出ている。 人生で必要な事は、全て祖父から教わる。 それは学校に行くより重要な事だ」と。確かに、グリーンランドの猟師になるには、読み書きや計算より、犬ぞりの走らせ方、アザラシの捕らえ方や捌き方のを学ぶ方がずっと大事だ。それが生きる事に直結する。それから、グリーンランドの人々が、事あるごとに、「これだからデンマーク人は」とか、「ここはデンマークじゃない」などと言うのも、なんだか他人事とは思えずに観ていた。隣り合ったり、近かったりする国同士って、なぜか揉めやすい。そして、そこに、昔、植民地にしてたとか、されたとか、そんな理由が加えられると、さらに拗れる。日本も、某隣国と、今、最悪の状況にあるらしいけど、きっと、地球規模で見たら、「よくある事」の一つなだけなんだろうなぁ、と。映画も楽しみだったけど、上映後のトークショーがめっちゃ楽しみだった。ゲストに、能町みね子さんが登壇されたのです。生で見る能町さんは、テレビやお写真で見る印象より、さらにお綺麗で、思わず「うわぁ、素敵」とひとりごと言っちゃいました。能町さんは、「逃北〜つかれたときは北へ逃げます」という本を書かれているくらい、何かあると、北の方に逃げたくなるという方で、その理由について、南に住まわれているかたは、どこかで、南を誇りに思っているような気がするのだけれど、北に行くと、「なんでこんな所に来たの?」と、住んでいる当人たちが言うくらい、どこか卑下したところがある。そこがいい、と。そっかぁ、そんな風に考えた事はなかったけど、言われてみると、確かにそんな気もする。で、そんな能町さんは、雪深いグリーンランドが大好きで、長期間旅した事..

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