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吾喰楽家の食卓

笑いの効能 

2019年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

ぎっくり腰は、徐々にではあるが、回復している。
無理しない程度に実施している、ストレッチの効果が出ているようだ。
整形外科だと、湿布薬を処方して、安静を勧めるはずである。
今までの経験では、湿布薬はともかく、安静にしていると、却って回復が長引いてしまう。
もっとも、レントゲン検査で異常がないことが前提だから、誰にでも当てはまるわけではない。
一昨日の発症直後の痛みを「5」とすると、翌朝の昨日は「4」程度に治まっていた。

昨日は、国立演芸場七月中席の九日目に、同級生と行く約束になっていた。
行くか、行かないかは、当日の朝の状態で決めることにした。
夜中にトイレへ二回行ったが、熟睡できた。
寝ている間、腰に痛みは感じなかった。
起きるのは一苦労したが、杖の力を借りて何とかなった。
丹念にストレッチをしたら、腰を伸ばして歩けるようになったので、行くことに決めた。

池袋まで1時間以上も座っていたが、痛みはなかった。
しかし、電車を降りても、直ぐには腰が伸びなかったので、歩き始めるのに時間を要した。
国立演芸場へ行くのには、池袋から地下鉄に15分ほど乗らないといけない。
席は空いていたが、敢えて座らず、杖を隠してドアの脇に立っていた。
昼餉の蕎麦屋では、食べ終えて席を立つときに少し苦労したが、電車のときほどではなかった。
食後、コーヒ好きのベン君に付き合い、喫茶店に入ったときも、徐々にだが痛みは和らいでいた。

トリを勤めた柳亭市馬は、甚五郎物の『竹の水仙』を口演した。
女子大付属の中学生が、落語鑑賞教室で来ていた。
それだからでもないだろうが、余り出来不出来のない師匠なのに、中々の熱演だった。
興奮冷めやらぬ思いで、席を立った。
直ぐには歩き始められなかったが、朝とは雲泥の差で楽になっていた。
落語を見て笑うのも、腰痛に効くのだろうか。

   *****

写真
7月19日(金)の昼餉と中席の演題



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