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映画が一番!

リバー・ランズ・スルー・イット 

2019年07月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆様、おはようございます!

アニメ制作会社のスタジオで33人が死亡したニュース。
放火火災では平成以降最悪だとか。

しかし、41歳の犯人は、恨みだけで何故このような
大量殺人を犯したのか、人間の心の闇は理解し難いです。
亡くなった人のご冥福をお祈り申し上げます。

今日の映画紹介は
『リバー・ランズ・スルー・イット/
      A River Runs Through It』。
BSプレミアムで2019年7月19日(金)13:00〜放送。

原作はノーマン・マクリーンの「マクリーンの川」。
この小説をR・レッドフォードが映画化した人間ドラマ。

家族の絆を美しい大自然を背景に詩情豊かに描き出し、
アカデミー撮影賞を受賞。

みずみずしい演技でポールを演じたB・ピットの出世作。

キャッチフレーズは
”あの川は今も、永遠の夏を流れている。
     言えなかった弟への想いと共に”。

1912年、モンタナ州ミズーラ。
ブラックフット川のほとりに、牧師をしている
父親のマクリーン(トム・スケリット)と、
母親(ブレンダ・ブレッシン)。

そして、真面目で秀才の兄、ノーマンは10歳。
陽気な弟のポールは8歳。
家族は雄大な自然に包まれ、幸せに暮らしていた。

スコットランド出身で厳格な父親マクリーンは、
兄弟にフライフィッシングを教えることで
家族の絆を深めていた。

成長した二人は、それぞれの道を歩み始める。

ノーマン(クレイグ・シェーファー)は、
ダートマスの大学に進学して街を離れる。

ポール(ブラッド・ピット)は地元の新聞社へ就職するが、
ポーカー賭博にのめり込んでいく。

皆、それぞれ自分の道を歩き始めるが、
ひとたび、帰郷すれば雄大な自然の中、
ノーマンとポールは父親と共にブラックフット川で、
フライフィッシングに興じる。

対照的な兄弟は
それぞれの人生を歩んで行くがやがて…。

本作の見所は映画のタイトル通り、
「A River Runs Through It」と、
モンタナ州の雄大な自然の中を悠然と流れる
ブラックフット川でのフライ・フィッシングの映像。

木漏れ日と鮮やかな緑の中できらきら光る川面。
透明な空気のなかで飛び跳ねるマスの姿。
釣り人が操る、優雅に舞う釣り糸にはため息が出ますね。

自然の光を見事にとらえた映像と同様に
家族の人生は穏やかに流れていくと思いきや、
穏やかな川にも渓流や早瀬があり、又、小さな滝と、
別の顔があるように、家族の人生も…。

監督は「川」を人生に見立てているのでしょうか?
”Through It”の”It"は何を指しているのでしょうね。

ポールを演じるのがブラッド・ピット。
当時20代後半、この作品が出世作となりました。
さわやかな笑顔が印象的で、
ロバート・レッドフォードの再来と言われていました。

そのレッドフォードが”これを最後に俳優を引退する”と
宣言した映画が「さらば愛しきアウトロー」が
今、公開中。

彼は1936年8月18日生まれだから、83歳。
ぜひ、観に行かねばと思っています。



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愛するということは…。

yinanさん

風華さん、今晩は〜!

対照的な兄弟とその家族。
父親のマクリーンは牧師。

教会の壇上から言いますね、
”共に暮らしていながら、時として姿を見失うのです。
相手が何を望んでいるのか?何を望んでいないのか?
目の前に居るのに見えなくなる事があるんです”、

”完全に理解する事はできなくても、
   完全に愛することはできる”との言葉は、
映画の結末を観て、そぅか〜と納得しました。

ノーマンが歳を取っても、フライ・フィッシングを
続けるのは、ポールを愛しているからでしょうね。

2019/07/20 18:07:43

お勧めですね

風華さん

過去、2回見ていますが、心に残る作品です。
若き日のブラピが愛らしい。
モンタナの美しい大自然に癒されるけれど、
家族の悲しい、切ない物語の部分も穏やかに
静かに描かれていました。

2019/07/19 09:05:55

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