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「ニューヨーク 最高の訳あり物件」 

2019年07月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/ドイツ〕ニューヨークの超高級アパートで夫・ニックと暮らす、人気モデルのジェイド(イングリッド・ボルゾ・ベルタル)も、40歳になり、デザイナーとして、再出発しようとしている。ところが、ある日、ジェイドは、ニックから突然、離婚したいと言われてしまう。ショックな気持ちのまま、アパートに帰ると、ニックの前の妻・マリア(カッチャ・リーマン)が、なぜか上がり込んでいる。マリア曰く、自分も、このアパートの所有権を半分持っている、と言う。生き方も、考え方も、趣味も、何もかもが合わないジェイドとマリアだが、問題が解決するまで、一緒に暮らす事に・・・。妻が40歳になると、ポイ捨てして、若い女に走る癖のある男。そして、共通点は、そんな男を夫にしたというだけの、2人の女、ジェイドとマリア。マリアは、ジェイドよりずっと年上って事もあるけど、とても落ち着いている。だって、今、ジェイドが苦しんでいる事を、自分も40歳の時、経験したんだもの。しかも、ジェイドが原因で。2人に所有権があるという、超高級アパートを、ジェイドは、早く売りたくて、マリアは、絶対売りたくなくて、ぶつかる。お金の事だけを考えたら、部屋を売って、その収益を2人で綺麗に半分こに分けるのがベストなんだろうけど、でも、そのアパートってのが、とっても素敵で、手放すのが惜しいんだな。近代的なピカピカのマンションではないんだけど、古さに趣があって、広くて、メゾネットになってて、もし、私が、この部屋を誰かからタダでいただける、なんて事になったら、大喜びで、貰っちゃうな(笑)。不動産、大好きだし。この映画、予告と本編のイメージが、ちょっと違うような。予告だと、ジェイドとマリアがタッグを組んで、ニックに仕返しして、胸がスッとする、と取れるんだけど。でも、ニックはまるでギャフンと言う事もなく、映画は終わった。ちょっと肩透かしかも。評価 ★★★☆☆

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