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「ハウス・ジャック・ビルト」 

2019年07月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/スウェーデン〕雪の山道を車で走っていたジャック(マット・ディロン)は、途中、車が故障して困っている女(ユマ・サーマン)を助ける。しかし、女の無神経な発言にカッとなった彼は、女を殺し、その遺体を、自身が所有する冷蔵倉庫に入れる。次に、ある未亡人の家に、保険の調査員を装って入り込んだジャックは、未亡人を殺し、また遺体を、冷蔵倉庫に保管。その後、12年間、ジャックは殺人を繰り返し、遺体は必ず、冷蔵。彼が行き着いた先は・・・。カンヌ映画祭では、100人以上が途中退出、しかし、最後まで観た人からは、スタンディングオベーションが起こるほど大絶賛だったと言われる、ラース・フォン・トリアー監督の衝撃作。ハリウッドでは、どんな内容の映画でも、幼い子供だけは殺さない、という、暗黙のルールがあると聞いたことがあるけど、(真偽は分からぬが)デンマーク人の監督は、そんな事はお構いなし。子供だろうが、女だろうか、関係ない。殺して殺して、殺しまくる。私がシリアルキラーに興味がある事は、ここでも時々書いているけれど、何人もの人を殺す人って、ある種の悪運が強いのかも、と思った。なにせ、このジャックさん、2回目の殺人のあと、車で遺体を引き摺って、自分の倉庫に運ぶんだけど、なんと、路上には、延々と血の跡が。(ポスター参照)それが証拠となって、捕まっていれば、その後の殺人はなかったはずなのに、すごいタイミングで、突然の豪雨が!血は綺麗に洗い流され、ジャックさんは、その後も殺人を続行できることに。あれこそ、「恵みの雨」だと思ったわ(笑)。それから、ジャックさんが、強迫性障害っぽいのが、ちょっと可笑しい。彼は殺人を犯したあと、「椅子の下に血の跡が残っているかも」とか、「壁の絵に血が飛び散っているかも」とか、考えちゃって、現場から去ろうにも、去る事ができない。そんなに気になるなら、殺さなければいいのに、と思うのは、素人考えね。私のような凡人には計り知れない野望が彼にはあるのだから。ラストの解釈は、私にはよく分からなかったけど、分からなくていいのかも。だって、そもそも、シリアルキラーの葛藤なんて、分かりたくても、分からないのが当たり前だろうし。評価 ★★★☆☆

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