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「エリカ38」 

2019年06月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕マルチ商法をしている渡部聡子(浅田美代子)は、喫茶店で隣り合わせた女性・伊藤(木内みどり)から、国際的なビジネス展開をしているという、平澤育男(平岳大)という男を紹介される。聡子は、平澤のレクチャーを受けながら、途上国支援事業という名目で、金を集め、豪遊するようになる。平澤の、複数の女性関係を知った聡子は、次に、裕福な老人・佐々木と知り合い、豪邸を買わせ、今度は自分のために、架空の支援事業説明会を開いては、人々から出資金を募る。聡子は、旅先のタイで知り合った青年に恋をし、一緒に暮らし始めるが・・・。これは、ほんの2年ほど前に、実際に起こった事件なので、記憶されている方も多いであろう。実名を出してしまうけど、出資法違反容疑で逮捕された、当時62歳の山辺節子さんは、若作りなファッション、可愛い子ぶりっ子な物腰、62歳を38歳とサバ読むなど、犯罪界の聖子ちゃんと呼ばれ、犯罪以外の事で、世間をざわつかせたことを思い出す。こんな、まだ新しい事件が映画化されるなんて、なんだか嬉しい。日本は、どうも犯罪者の人権が強く守られる傾向があるようで、あまり新しい事件は、映画化されにくいような気がする。企画は樹木希林さん。やはり希林さんも、山辺さんの半生に興味を持ったのでしょうね。そして、山辺さんの役は、いくつになって可愛らしい浅田美代子さんがピッタリだと、思われたのかもしれない。見どころの一つだと思うけど、騙されたと気付いた出資者たちが、聡子の家に押しかけて、説明を求める場面が、めっちゃ面白い。出資者たちは、結局、誰が金集めの首謀者なのか、責任の所在がどこにあるのかも、よく分かっていないようで、聡子に詰め寄るも、どう責めていいのか分からないように見える。聡子は聡子で、「私だって被害者なんです」「弁護士と相談します」などと、のらりくらりと繰り返すばかりで、人々は、「出資した〇千万円を返して!」と泣き叫ぶしかない。巧妙な手口だなぁ。「途上国を救うための出資」なんて言われると、一部の人は、まるで善行を施しているような気持ちになるのだろう。それで、金まで儲かるのなら、一石二鳥ではないか、これは、詐欺なんかじゃない、と。私は、聡子と平澤が出会うきっかけとなった、聡子と伊藤との出会いが、とても興味深かった。伊藤と出会った時、聡子は、喫茶店で、数人の女性たちに囲まれて、マルチ商法のリーダーのような事をしていた。女性たちが帰ったあ..

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