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のんびり。
「今日も嫌がらせ弁当」
2019年06月20日
テーマ:テーマ無し
〔2019年/日本〕八丈島で暮らす、かおり(篠原涼子)は、夫を亡くしたシングルマザー。長女は、独立し、次女・双葉(芳根京子)と2人暮らし。高校になったばかりの双葉は、反抗期真っ盛りで、かおりと口をきこうともしない。そこでかおりは、可愛い物や、キャラクター物が大嫌いな双葉への逆襲に、わざとキャラ弁を作る事を思い立つ。学校で弁当箱の蓋を開けた双葉は、赤ずきんちゃんを描いた可愛い弁当に驚き、クラスメイトたちから注目されてしまう。その日以来、かおりは、毎日凝ったキャラ弁を作り続け・・・。試写会で観た。反抗期の娘とのバトルのために、娘の嫌いなキャラ弁を作り続け、その写真をブログにアップしていた母を映画化した物語。いやー、凄いです。かおりさんの作ったお弁当。お笑い芸人の顔や、ホラー映画の主人公や、日用品などを、あらゆるものを、お弁当にしてしまう。でも、映っているお弁当は、映画のスタッフさんが時間をかけて作ったんだよね、実際は、まさかそこまで・・・と思うかたもおられるだろうし、私も、ちらとそう思ったけれど、実際の、かおりさんのブログを見てみたら、本当に作られていたのですね。凄いです。娘さんが学校に行く日は、どんなに疲れていても、必ず早起きして、手の込んだキャラ弁作りって、頭の下がる思い。かおりさんは、絵心とセンスと手先の器用さが、天才的なんだと思う。才能ってすごい。ストーリーも、母と娘のバトルを描いた面白いものだったけど、ただ、申し訳ないけど、双葉のかおりに対する口癖、「ウザい」。が、全くその通りだと思って(笑)。いや、私は、JKからはもうずーーーと遠い所にきてしまって、立場的には、篠原涼子さんの側にいなくてはいけない人間なんだろうけど、それでも、申し訳ないけど、やっぱり、この母は、「ウザい」。映画的な演出なんだろうけど、この母親は、「見て見ぬふり」というのができない質なようで、何でも口にしてしまう。でも、考えてもみて。失恋した事を親に知られた上に、「どんな事でも無駄にはならない」なんて文字が書かれた弁当を作られたら、どんだけ嫌な気持ちになるだろう。案の定、双葉はショックで、その弁当を床にぶちまける。いくら親でも、それをしては駄目でしょ、って、いくつになっても中2みたいな、馬鹿みたいな私は、そう思ったんだけど。評価 ★★★☆☆
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