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「堕落する女」 

2019年06月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1967年/日本〕金持ちの令嬢・澄子(桑野みゆき)は、大学教授の婚約者・三好(田村高廣)がありながら、周囲の猛反対を押し切り、ピアノ講師の山田(細川俊之)の元へ走ってしまう。ところが、少し経った頃、澄子が実家に戻ってくる。山田から酷い暴力を振るわれ、浮気され、心も体もズタズタになっている。しかし、山田が詐欺罪で逮捕されると、澄子は、また彼の所へ行ってしまう。「あの人は、私がいなければ駄目なんだ」と。1年後。澄子は、場末のスナックで働きながら、客を取るようになっていた。稼ぎの殆どは、山田が持っていってしまう。そんなある日、澄子を探し歩いたという、三好が現れ・・・。「だめんず・うぉ〜か〜」という言葉があるけれど、桑野みゆきさん演じる澄子は、「うぉ〜か〜」ではない。ただひたすら、たった一人の「だめんず」に、何をされても、絶対離れない。見捨てない。観ているこちらは、なんで?と不思議になるくらいだけど、こういうのを、「共依存」というのかなぁ。細川俊之さん演じる山田は、「だめんず」なんて言葉が可愛く思えるほどのクズっぷり。何せ、澄子への暴力は日常、そして、二人が同棲するアパートに女を連れ込み、澄子が見ているまえで、コトに及ぼうとするなど、なんかもう、クズにはクズなりに、これ以上はしてはいけないというラインというのがあるだろうに、それさえ越えちゃってる。一度、激しく怒った山田がベルトで澄子を打擲し、「出ていけ!」と激しく罵り、ドアの外に引き摺り出したシーンがあった。私はもう、「チャンスよ!男から出ていけと言って追い出されたのだから、 逃げるチャンスよ!」と、体に力が入ったのだけれど、澄子は、「ごめんなさい、あなた、許して、許して」と、激しく泣きながら、許しを乞う。あぁ、もうこの二人は堕ちてゆくしかない。永遠に這い上がる事は不可能だろうと思った場面。評価 ★★★★☆

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