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のんびり。
「残菊物語」
2019年06月16日
テーマ:テーマ無し
〔1963年/日本〕明治時代。歌舞伎役者・尾上菊之助(市川猿之助)は、五代目・菊五郎(嵐寛寿郎)の養子として、絶大な人気を誇ってはいたが、陰で人は、彼を大根役者だと笑っている。それに薄々気付いている菊之助は苛立ち、弟の若い乳母・お徳(岡田茉莉子)に、自分の演技について、忌憚のない意見を言ってほしいと訴え、お得は正直な感想を伝えた。お徳に全幅の信頼を寄せた菊之助は、遊びをすっぱり止め、懸命に芸の稽古をするようになった。さらに2人は、互いに仄かな恋心を寄せるようになる。しかし、菊之助の母は、お徳が歌舞伎の家柄に相応しくないと、菊之助に内緒で、彼女に暇を出してしまう。驚いた菊之助は、そんな家がほとほと嫌になり、大阪に出奔、大阪歌舞伎の舞台に立つようになる。1年後、大阪にお徳がやってきた。2人は夫婦として暮らすようになるが、座長の死をきっかけに、旅芸人の一座に入るしかなくなった菊之助は、次第にお徳に辛く当たるようになる・・・。今まで3回映画化されている、この「残菊物語」。この、市川猿之助版で、3本全部観た。嬉しい。ただ、残念なのは、素晴らしかった前の2本、花柳章太郎版と長谷川一夫版に比べて、なんだか面白くない。まぁ、それは仕方がないのかな。特に1作目は、溝口健二監督の最高傑作の一つと言われているそうで、比較するほうが可哀想なのかも。全く同じストーリーだというのに、面白い、面白くないと差が出てしまうのは何故なのだろう。ど素人の私には、自分が感じた事だけが評価の全て。なので、この映画になぜ心が動かないのかの説明ができない。もしかして、他のかたが観たら、感動されるかもしれないし。もちろん、悪い所ばかりではなく、ラスト、「お徳の所に行ってやれ」と言った、菊之助の義父・嵐寛寿郎の男気演技などは、凄いなぁと思いながら、見入ってしまう。この場面は他の2作も同じだけれど、観る者が心底ホッとできるシーン。そんな風に許すのなら、最初から菊之助とお徳を一緒にさせてやってよ、と思うけど、それではこの悲恋の物語は成り立たないから仕方ない(笑)。菊之助を演じた市川猿之助さんって、香川照之さんのお父さんよね。こんな風に若い頃の映像を見てみると、やっぱり香川さんに似ている。香川さんより、キリッとした感じかも。評価 ★★★☆☆
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