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映画が一番!

亡国のイージス 

2019年05月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「亡国のイージス」。
BS-TBSで2019年5月28日(火) 21:00〜放送。
2005年7月に見た時の感想文です。

福井晴敏原作の、「ローレライ」、
「戦国自衛隊1549」に続いて3本目となる映画化。

キャッチコピーは、
”進むべき道を見失った国家(亡国)に
         守るべき未来はあるのか。”

イージスとはギリシャ神話に出て来る、
「無敵の楯(イージス)」の意味。

海上自衛隊のイージス艦「いそがせ」の
副艦長・宮津(寺尾聡)は東京湾沖で訓練航海中に
某国対日工作員のヨンファ(中井貴一)と共謀の上、
艦長を殺害し「いそかぜ」を乗っ取る。

彼らの手にはわずか1リットルで東京を
壊滅させる特殊兵器「GUSOH」があった。

防衛庁情報局(DAIS)の内事本部長・渥美(佐藤浩市)が
事態解決に当たるが、最新鋭の防空システムを
持つ「いそかぜ」を前に、政府は手も足も出ない。

”最終期限は12時間後。
それをもって要求が果たされなければ
即時、特殊弾頭のミサイルを東京に撃ち込む”と、
15人のテロリストは標的の1200万人の都民を人質に
要求するのは、米軍が極秘裡に開発した、
“GUSOH”の存在を明らかにしろだった。

そんな中、艦の構造を誰よりも知る先任伍長の
仙石(真田広之)は、「いそかぜ」を取り戻すべく、
諜報機関DAISの調査官・如月(勝地涼)と共に、
彼らの謀略を阻止すべく反撃を開始する。

この映画の魅力は登場人物もさることながら、
最新鋭のイージス護衛艦の登場。
物語の中心となるイージス艦は、海上自衛隊の
全面協力のもと、本物の艦を使用して撮影されたので、本物の持つ圧倒的な存在感はCGにはない迫力がありますね。

又、実物大のイージス艦の全長161メートルのうち、
全体の約3分の2となる長さ77メートル、
高さ27メートル、幅21メートルの大きさの
オープンセットを建造して撮影。

それに加えて航空自衛隊もまた全面協力して
最新鋭のF2支援戦闘機も登場しています。

導入部の展開が判り難かったが、専守防衛と軍事力、
その矛盾を見事についていています。
イラク駐留の自衛隊の立場も同じだなぁと思うと、
複雑な心境です。

ヨンファの“どうする日本人”の言葉に含まれる
危機管理に対する、日本の対応の難しさを
考えさせられました。

真田広之氏の舞台挨拶も良かったし、
ぜひ見て欲しい映画です。
とにかく、本物の迫力は凄い!!!!!

監督は阪本順治。



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