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「99歳 母と暮らせば」 

2019年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕試写会で観た。99歳の母親の介護をするため、神奈川県藤沢市の、母の家に移り住んできた、谷光章監督による、セルフドキュメンタリー。99歳の高齢者を介護する事が、綺麗事でないのは分かっているけれど、あぁ、なんて、面白い親子なんだろうと、笑ってしまうし、会場からは、笑い声が絶えない。というのも、介護される、お母様の千江子さんが、なんともユーモラスで、話す言葉の一つ一つが、とても気が利いている。それを受けて、返答する、監督の言葉も、また可笑しく、2人はまるで、親子漫才みたいだ。私が一番強く感じたのは、監督の優しさと、心の広さ。千江子さんが、どんなにワガママを言っても、笑って受け流し、決して声を荒げたり、怒ったりはしない。カメラが回っているから、と言ってしまえばそれまでだけど、それだけではない、なんというか、子供の頃、母からもらったものを返している、という印象を受ける。想像だけど、千江子さんは、深い深い愛情で、子供たちを育てたのだという気がする。認知症とはいえ、千江子さんのハーモニカの腕前には、感心してしまった。人間、好きな事、得意な事だけは決して忘れないものなのだと、脳の不思議さを思ったりもする。上映後、監督によるトークショーがあった。認知症の方の介護は、相手の言う事を否定しない事が大切だと言われる。例えば、過去の事で多少の記憶違いがあったとしても、ここは家であり、重大会議の場ではないのだから、そうだね、そうだったねと、肯定してあげれば、お互い上手くいくのだと。介護のする上での大切な、「あいうえお」あ ありがとうい イライラしないう うろたえないえ 笑顔でお 怒らない私は、介護というものをした事がないので、何か言う権利はないけれど、これは、介護だけでなく、人生の全ての場所で当てはまりそうな、五カ条だ。観終わった後も、少しの間、千江子さんの様子が頭から離れなかった。評価 ★★★☆☆

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